- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150701185
感想・レビュー・書評
-
社会派ミステリ。
連続殺人犯を追うエラリイ・クイーン。
全く手掛かりがない状態から、一気に事件が繋がり、容疑者が見つかるシーンがとても印象的。
大衆の混乱を描いた章も、価値がある名シーン。
結末にも一捻りあり、最後まで楽しめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物の多さにつまずきかけたが、なんとか読破。
エラリークィーンの国名シリーズやXYZとは離れて独立した作品のなかでは名作。 -
エラリイ・クイーンの数ある作品の中でも、自分的には三本指に入る大好きな作品です。謎解きとか、トリックといったものを楽しむというよりは、その「なぜ」の部分を深く問う作品だと思います。
個人的には後期クイーン作品の中の傑作の一つだと思っています。
今では「フーダニット」よりも「ホワイダニット」を問う作品が少なくないですが、この作品が発表された当時はもっと衝撃的だったんじゃないかと思います。「探偵」と「連続殺人犯」というありきたりの登場人物が、ありきたりではなくなる稀有なミステリ。 -
クイーン後期作品の中でも人気の一品。ミステリってよりはホラーとかサスペンスってジャンルの方が相応しい気がする。
-
エラリー・クイーンてこんな感じの作風なんだな…
懐かしい…ってそりゃそうか70年代ミステリだもんな… -
4
-
前半は眠い。何度寝落ちしたことか。
中盤から、容疑者が浮上して、結構楽しめたな。
ただ、フーダニットの話なので、再読はないだろう。