- 早川書房 (2015年8月21日発売)
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感想 : 52件
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784150701529
作品紹介・あらすじ
次から次へと殺人を犯し、ニューヨークを震撼させた連続絞殺魔〈猫〉事件。すでに五人の犠牲者が出ているにもかかわらず、その正体は依然としてつかめずにいた。指紋も動機もなく、目撃者も容疑者もまったくいない。〈猫〉が風のように町を通りすぎた後に残るものはただ二つ――死体とその首に巻きついたタッサーシルクの紐だけだった。過去の呪縛に苦しみながらも、エラリイと〈猫〉の頭脳戦が展開される! 待望の新訳版
みんなの感想まとめ
ニューヨークを舞台にした連続絞殺事件を描く本作は、緊迫感あふれるパニックの様子や、都市全体が恐怖に包まれるさまが印象的です。エラリーとクイーン警視父子のやりとりが魅力の一つであり、古典的なミステリーの...
感想・レビュー・書評
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『十日間〜』の次作として予備知識無しに読んだら舞台がニューヨークで内容も全く違うので戸惑った。ミステリとしては『十日間〜』の方が面白かったが、パニックものとしてはデマから起こる狂騒や都市の雰囲気が現在とオーバーラップするのが興味深い。
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時々、こういう古典を読みたくなる。
エラリーとクイーン警視父子のやりとりが好きで読んでいるようなもの。
事件のトリックとか謎の解明の方法とか今読むとなんだかなという感じになってしまう。
個人的には、もっと安楽椅子探偵っぽいのが好きだ。なので、本作のように、事件がニューヨーク全体を恐怖に陥れる描写や、事件解決のために一般女性に危険な囮捜査をさせたり、最後は高名な学者に会いにウィーンまでいって精神医学的議論の上事件の真相を明らかにしていく流れは、読んでいて疲れる。
真相を知っても、勝手なエラリーのこじつけのようにも感じ、なるほど!とはならない。
でも、いいのだ。
あの二人の会話、醸し出す空気感を楽しめたのだから。 -
ライツヴィルシリーズの「十日間~」の次にエラリーが取り組んだ事件。いやあどこをとってもお見事。
ライツヴィルでの苦い挫折の経験を経て、探偵の真似事を辞めると宣言したエラリー。彼を再び事件の現場へと引き戻したのは、ニューヨークでの無差別連続殺人事件だった。
郊外の都市で起こったライツヴィルの事件とは異なり、大都会NYでの事件の描写、特に市民が自警団を編成してパニックから暴動へと至る流れが、ここ2年のコロナでのパニックを見ていると頷ける所が多くて面白い。そしてさらに、探偵の背負う「業」について、精神科医と語り合うところ、シビれました…。 -
うだるように暑い夏。「日中の外出は避けたほうがいい」という天気予報を盾に、コーヒーとエラリー・クイーンを片手にゴロゴロする週末。
登場人物表に被害者がずらりと並ぶ異色の展開。なかなか手がかりがなく、クイーン父子の苦境が続く前半。世論が形成され、暴発する様は現代にも通ずる肌ざわりでザワザワする。サイコサスペンスの様相をおびる後半。ただでは終わらない結末。
好みでいうと国名シリーズの頃の明るい感じのほうが好きだけれど、さすが、エラリー・クイーン。引きこもりのお供として安定感ある。 -
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ニューヨークを舞台に連続絞殺事件が起こる。手がかりもなく、目撃者も容疑者もまったくいない。“猫”と呼ばれる犯人が残したものは死体とその首に巻きつけたタッサーシルクの紐だけだった。前の事件で自信を無くしたエラリーは、関わり合いになりたくないと思うが、周囲の勧めもあって調査に乗り出す。
エラリーの落ち込み具合がひどく、事件解明も遅々として進まずもどかしい。
次に誰が殺されるのか、被害者の共通点がわからずパニックを引き起こすような連続殺人事件。そして殺害動機。昔の作品なのに、古さを全然感じない。 -
面白かった!!
表現が詩的なところもあり、皮肉たっぷりのところもあり、読み物としても楽しい。悩めるエラリィを応援したくなる。
犯人は途中でそうかなぁと思ったけれど、分かっても最後まで一気読みさせる。 -
エラリークイーンの国名シリーズを読み終えたので、他の作品もと読んでみた。連続殺人。混乱する市民。犯人を特定するにあたった推理。ミステリーファンにはたまらない作品だった。
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26/2/13
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戦後のNYで起こる連続殺人事件の話。
ミッシングリンクがテーマで、その謎がサスペンスのように物語を追う形で明かされていきます。
クイーンといえばやはり読者への挑戦状とエラリーによる怒涛のロジカル本格推理のイメージなので少し物足りなさはありました。
作風が変わった後期の作品であるこれもそれはそれで面白いですけどね。 -
物語自体はすごく面白いけど翻訳が不自然で読みにくいところがあった。
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エラリー・クイーンの作品では一番好き!
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
越前敏弥の作品

改めてakikobbさんのエラリー・クイーンのレビュー読んできました!
あ〜い♪あ〜い♪愛♪♪
って感じで...
改めてakikobbさんのエラリー・クイーンのレビュー読んできました!
あ〜い♪あ〜い♪愛♪♪
って感じですてき\(^o^)/
まずは、スタートの「ローマ」、キャラクター把握したいので「チャイナ」かなあ。
akikobbさんが登録しているKADOKAWAの越前敏弥訳ですね!
淳水堂さんのご感想も楽しみにしています!
東京創元社では別の新訳も出ていますよ。でも、角川の越前敏弥さんは、お読みになったハヤカワの新訳と同じ訳者ですし、解説の飯城勇三さんもクイーン研究者ですので、おすすめです。