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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784150702052
感想・レビュー・書評
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「ゴリラ」については、うーん、「嘲笑う」については、なるほどという内容でした。
でも、この巻はデラとメイスンの距離が今まで読んだ中で一番近い!ってところがポイントでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヨットから海に飛び込んだと思われる若い女性の遺品である日記を、弁護士メイスンが手に入れるところから話は始まる。その日記をびっくりするような金額で買い取ろうとする男が現れ、あれよあれよという間に、不気味な屋敷でメイスンが凶暴なゴリラと対面することになる。
いやあ、出だしからの勢いはものすごく、本当にゴリラに追い詰められるのだもの、正直びっくりした。そのわりに推理そのものはわかりやすく、すっきりしているのでよいけれど、少し物足りないかなあという気がしないでもない。
秘書であるデラ・ストリートとの関係がいつもより少し親密で、ちょっとドキドキする。長いシリーズ全体を知っていなければ、このロマンスについてはもっと楽しめるだろうし、同時代で読んでいた人たちは、次の巻でどう進行するのかハラハラしながら見守っていたのだろうなと少しうらやましく思う。
E.S.ガードナーの作品
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