あつかいにくいモデル (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 3‐39))

制作 : 宇野 利泰 
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150702397

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  • 絵の真偽と、名誉毀損の訴訟の話を読んでいるうちに、いつの間にか殺人事件に巻き込まれている感じの事件。被告になるのがモデルの女の子なのだけど、彼女が、あの敏腕弁護士ペリー・メイスンでもあつかいにくいやっかいな女だった、というのがタイトルの由来。しかし、読んでみると、わりあい素直でいい感じの女性に思える。少なくとも、シリーズの中にはもっともっととんでもない被告はたくさんいたなあ、と思う。

    話としては水準並み、という感じなのだけど、途中出てくるヒッピー風の画家が秀逸。ペリー・メイスンの生き方について、真っ向から批判をし、それがなかなかいい感じに説得力があるのである。その部分だけでも、なかなか印象的で、ファンとしては読む価値があるんじゃないかなって思う。デラがなんか妙にポイントが高いのはどうかと思うけれども。

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