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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784150703547
感想・レビュー・書評
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今回、本作品を読んでカー作品の賛否の分かれ目という物を発見した。
カーの作品はまず、字が多い。つまり登場人物間の問答場面が長いのだ。ここで読者は苦痛を強いられる。従って場面転換も少なく、余り躍動感はない。
私にとって全ての作品がそうなのだが、では何処で賛否が分かれるかというと、やはり最後の真相、ここでどれだけ驚かされるか、カタルシスが得られるかに他ならない。
果たして本作はどうだったのか?
それは上記の通りである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんなが嘘ついたり(犯罪とは関係ないのに)、話を途中でやめたり、自称探偵が根拠ない思い付きを大声で喚いたりすることで話をかき回し、引き伸ばしているだけ、って感じ。『盲目の理髪師』みたくスラップスティックをねらってるわけでもなさそうだし(実際面白くないし)。
特にオードリーがいらいらする。めんどくさい女だな。アラサーなんだからもっと落ち着いて振舞えよ。あんたがヘンな陽動しなければ、この犯罪は起きなかったでしょう。
動機も破綻してるような。本来の目的は、イヴと離れたかったってことなんだから、殺して済むんなら、そもそも恋愛沙汰やってみせる必要ないし(そしたらオードリーもイネスも巻き込まれなかった)、殺しちゃったらその後のお話は不要。てことで、物語が成立しないのであったw -
シリーズの中で一番つまらなかった。
まず、事件に魅力がない。一応不可能犯罪っぽくはあるが、転落死の時点で興が乗らない。同じ転落死でも『連続自殺事件』みたいに部屋が密室だったら話は違ってくるんですがね。トリックもイマイチ工夫が感じられず、シリーズの中では最低クラスのもの。
見るべきところは意外な人間関係が動機に繋がる点くらいか
表紙、ショーシャンクの空にみたいだな -
2009/1/28購入
著者プロフィール
ジョン・ディクスン・カーの作品
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