キラー・イン・ザ・レイン (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-7 チャンドラー短篇全集 1)

  • 早川書房
3.32
  • (3)
  • (9)
  • (15)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 150
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (537ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150704575

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第10回福岡翻訳ミステリー読書会の課題本。

    ハードボイルドは普段読まないとはいえ、チャンドラーという作家には前々から興味があったので、わくわくしながら読み始める。
    が、すぐに暗礁に乗りあがったような気持ちになって、どうしよー、と頭を抱えた。わからないのだ。文章を目で追っても、頭に入ってこない。誰が誰だか見分けがつかないし、その人物たちの行動もうまく把握できない。最後で事件の真相が明かされても、それまでの展開が理解できていないので「??」という有様。
    これはマイッタ、と思った。

    と、そんなこんなで、一体どうやって読書会に出ればいいのだろう、と思っていたのだけど、いざ出席してみると、似たような感想を抱いている方がたくさんいらっしゃったようで、とても安心してしまった(笑)。
    以下は、読書会で私が印象に残った意見(うろ覚えですが)。

    *どれも展開が似たり寄ったり、最後は打ち合いで終わる
    *チャンドラーじゃなかったら、この本を読むのは厳しかったと思う
    *でも、ちょっとした動作やキャラクターの描写に、力強い、印象的なものがある
    *この短編集一冊だけでも、チャンドラーがめきめき成長しているのがわかる
    *やはりチャンドラーは長編の作家?
    *発表当時の時代背景(ダシール・ハメットの影響など)や、発表媒体等を考えると、まぁ仕方がないのかな、と思う部分も多々  e.t.c.

    ともかく、チャンドラーに入門するなら、短編よりもフィリップ・マーロウものの長編から入った方がよい、ということのようだ。
    他にもいろいろな意見が出て、たくさんの「なるほど」を感じることができ、とても楽しい読書会だった(ほんのちょっとを曖昧にしか覚えておらずスミマセン)。

    読書は個人的な趣味であるかもしれないが、「読み」は一人のものだけではない。「私」以外の読みを聞くことで、本の新たな広がりと楽しみを感じることが、読書会の楽しみの一つだと思う。
    そういう意味では、自分が「読めない」本ほど読書会では得るものが大きいなぁ、ともしみじみ思った。

  • チャンドラーおもしろー!
    アメリカンでキザな台詞に笑ってしまう。チャンドラーをもっと読みたくなった。

    短編だから軽く読むのに良い。
    ゆすり屋は撃たない・スマートアレックキル・スペインの血が面白かった。

  • ハードボイルドはあまり好きなジャンルというわけではないが、有名作家ということで読み始めた。6つの短編が収録されていて、1話目の「ゆすり屋は撃たない」は登場人物や状況の説明が少なく筋があまりわからなかった。2話目以降からだんだん筋もつかめて面白くなりはじめた。表題作の「キラー・イン・ザ・レイン」が一番面白かった。全体を通した印象は、登場人物がよく銃を撃ちあい、よく死ぬ。

  • 「ゆすり屋は撃たない」小鷹信光訳
    「スマートアレック・キル」三川基好訳
    「フィンガー・マン」田口俊樹訳
    「キラー・イン・ザ・レイン」村上博基訳
    「ネヴァダ・ガス」真崎義博訳
    「スペインの血」佐藤耕士訳
    エッセイ「チャンドラーは世紀を超える」原尞

  • その話によって、出てくる主人公の探偵の能力が違います。個性も違って、そういうところに、ミステリ短篇集としての幅の広さがでているような気がします。チャンドラーはそこまで考えていないだろうけれど。

  • 読了日不明

  • まだまだハメットの影響が強く、チャンドラーらしさが希薄であまり楽しめなかった。作者のファンとして、この評価で。

  • チャンドラーに駄作なし。

  • 和訳の文体がちょっとなじまない。

  • ジャケ買い

全15件中 1 - 10件を表示

レイモンド・チャンドラーの作品

キラー・イン・ザ・レイン (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-7 チャンドラー短篇全集 1)を本棚に登録しているひと

ツイートする