大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : Raymond Chandler  村上 春樹 
  • 早川書房
3.84
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本棚登録 : 499
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150704643

感想・レビュー・書評

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  • 余白のある面白さというか、何度も読み返したくなるのがチャンドラーの本という感じがします。話も楽しめますが、本を読むことが楽しい本ですね。

  • マーロウシリーズの第1作。若く勢いがあり、少々空回りしているが、己の美学に基づき、時に暴力的、時に冷静な人物像が固まっている。ここからシリーズを重ねて、より洗練されたマーロウとなっていく。

  • 村上春樹氏の翻訳が出版されるようになって、チャンドラーを改めて読み直したりしている。昔読んだ時とかなりイメージが違う部分があって、翻訳が異なるせいか、自分の年齢のせいか、はかりかねている。

    といっても、この作品は初めて読む。チャンドラーの長編第1作である。

    マーロウが若いな、というのが第一印象。30代前半だから当然なのだけど、もっと老成していた印象をずっと持っていた。作者の描き方なのか、翻訳の雰囲気なのか、僕の年齢なのか。これも判断に迷うところだ。

    話がするすると発展していく上に、マーロウ自身が何を考えているのかさっぱり語ってくれないので、映画のシーンを観ているように、マーロウの心に映る世界をじっと眺めている感じになる。時にはそれがまだるっこしくて仕方がない時もあるけれど、自分の気分にぴたりとはまる夜には、いつまでもその世界にいたくなる。

    どちらかといえば地味な事件である。だからこそ、登場人物の印象がくっきりしている。それぞれがそれぞれの不幸を背負って生きていて、マーロウの動きに添って、じんわりとブレンドされ発酵していくような。

    読書を楽しむというよりも、鏡を見つめているような気持ちになり、まるで試されているような気分で読み終わった。

  • 村上春樹翻訳作品を読みたくなって手に取った一冊。割りと刑事ものは好きなんだけど、そこまで刺さらなかったなぁ。登場人物の姉妹がどうも好きになれないというか。新宿鮫的な話のほうが好きな自分はどうなんだろう。

  • どういう経緯で興味を持ったかは忘れてしまったが、

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