フィリップ・マーロウの教える生き方 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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  • 早川書房 (2022年2月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784150704681

作品紹介・あらすじ

巨匠チャンドラーが生んだ私立探偵フィリップ・マーロウの至言をテーマ別にチョイス。村上春樹の翻訳で贈る珠玉の名言集が文庫化

感想・レビュー・書評

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  • 祝文庫化!

    単行本
    フィリップ・マーロウの教える生き方 | 種類,単行本 | ハヤカワ・オンライン
    https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013843/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「フィリップ・マーロウの教える生き方」レイモンド・チャンドラー著 マーティン・アッシャー編 村上春樹訳|日刊ゲンダイDIGITAL
      http...
      「フィリップ・マーロウの教える生き方」レイモンド・チャンドラー著 マーティン・アッシャー編 村上春樹訳|日刊ゲンダイDIGITAL
      https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/305335
      2022/05/19
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      無作法と批評性 - 内田樹の研究室
      http://blog.tatsuru.com/2022/06/15_1719.html
      無作法と批評性 - 内田樹の研究室
      http://blog.tatsuru.com/2022/06/15_1719.html
      2022/06/16
  • おおっ!これは! というのは意外に少なかった。残念。
    でも、こうして気の利いたラインばかりをまとめて読むと、チャンドラーは村上春樹氏の原点なんだなぁ、というのがよくわかりますね。かなりそのまんまというか、春樹氏はコピーと言ってもいいんじゃないかと思うくらいに似ているというか。

    そうか、村上春樹氏も自分だけの力でハルキ・ムラカミになったのではないのだな、と思った。

    しかし、
    「こっちはくたくたなんだ。君が差し出してくれたものについては感謝している。私なんかがいただくには立派過ぎるものだ」
    なーんて好意を持っている男から言われた日には・・・
    普通に「すいません、疲れ過ぎていて、お役には立てません」とダサく断ってくれた方がよほど優しいと思うわ!

  • 123冊目『フィリップ・マーロウの教える生き方』(レイモンド・チャンドラー 著、マーティン・アッシャー 編、村上春樹 訳、2022年2月、早川書房)
    チャンドラーの生み出した傑作探偵小説『フィリップ・マーロウ』シリーズから名言を蒐集し、カテゴリごとに配置した語録。ついつい口に出して言いたくなるカッチョいい名文の数々が並ぶ。
    オタク趣味全開な一冊なのだが、これは村上自らが出版社に持ちかけ翻訳を行ったもの。大作家にも可愛らしいところがあるのね。

    〈時が足音を忍ばせ、唇に指を当てて、しずしずと過ぎていった〉

  • レイモンド・チャンドラー の小説から、名言・名句をテーマ別に集めて編んだ「引用句集」である。

    マーティン・アッシャーという米国の編集者が編者で、翻訳はチャンドラーの全長編を訳し終えた村上春樹。

    《ささやかな、そしてきわめて趣味的な書物》と、訳者あとがきで村上春樹は書いている。

    私にはあまり面白くなかった。

    名言・名句のセレクトが私とはかなり違っていて、「これのどこが名句?」「なぜアレが入っていないのだ」というのがけっこうあった。

    あと、私はチャンドラーの訳なら村上春樹より清水俊二さんのほうが好きだ。好みの問題でしかないけど。

    1988年に早川から出た『レイモンド・チャンドラー読本』 (これはすごくよくできた本)にも、「チャンドラー名言集」という章があった。

    もちろん分量は 『フィリップ・マーロウの教える生き方』のほうが多いが、こちらのほうが名言のセレクトに納得感があった。

  • 本書は、マーティン・アッシャーがフィリップ・マーロウ作品から気に入った引用句が集められた本だ。
    村上春樹が好きだから買った本だけど、フィリップ・マーロウ作品が読みたくなったな。
    積読に「ロング・グッドバイ」があるので、楽しみだ。

  • この本が出ていたことに気づかなかった。チャンドラー名文集。著者曰く「シェイクスピアのそれとは言わずとも少なくともオスカー・ワイルドには匹敵している」、なるほど、確かにそうかもしれない。
    著者は村上春樹の知人だというが、読んで気づくのは、チャンドラーの「ひとつのセンテンスにきりっと集約する」(すでにこの翻訳が村上テイスト)センスといい、「XXのようなXX」という直喩の多さ・面白さといい、まさに村上春樹自身の文章と共通点が多い。村上さんの後には村上チルドレンがいるし、村上さんはチャンドラー(カポーティ、フィッツジェラルド、サリンジャーなどを含む米国文学)チルドレンだということだ。
    自分はチャンドラーを読み込んでいないので気づかないが、他の人がセレクションに納得できないと書いている。後書きに「高い窓」「プレイバック」からの引用がないとして村上さんが補足しているが、そういうのも含めて、厳選した名文集というよりは作者の趣味的な要素が強いのかもしれない。

  • 原作が読みたくなった

  • 巨匠チャンドラーが生んだ私立探偵フィリップ・マーロウの至言をテーマ別にチョイス。村上春樹の翻訳で贈る珠玉の名言集が文庫化。

    そもそも単行本で出ていたことを知らなかった。
    村上訳はまだ読んでいないが、いずれ。

  • レイモンド・チャンドラーの著名な小説シリーズ。主人公のフィリップ・マーロウを通じて描かれる様々な名言から、編者が厳選され、テーマを与えて整理されたものです。それぞれの名言を眺めると、シリーズの場面が思い出され、マーロウのカッコよさが蘇ってきます。それは何故なのか。編者のまえがきから、その理由が分かり、本書が作られた意味も理解することができます。単純に面白いセリフを集めただけではなく、全体を通して見事にマーロウの世界が描かれています。このシリーズがいかに言葉に支えられていたものだったのだと気付かされます。本書から、心に響いた言葉を探して、それを心の奥に持ちながら人生を生きていくのも、カッコ良いと思います。

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著者プロフィール

Raymond Chandler
1888年シカゴ生まれの小説家・脚本家。
12歳で英国に渡り帰化。24歳で米国に戻る。作品は多彩なスラングが特徴の一つであるが、彼自身はアメリカン・イングリッシュを外国語のように学んだ、スラングなどを作品に使う場合慎重に吟味なければならなかった、と語っている。なお、米国籍に戻ったのは本作『ザ・ロング・グッドバイ』を発表した後のこと。
1933年にパルプ・マガジン『ブラック・マスク』に「脅迫者は撃たない」を寄稿して作家デビュー。1939年には長編『大いなる眠り』を発表し、私立探偵フィリップ・マーロウを生み出す。翌年には『さらば愛しき女よ』、1942年に『高い窓』、1943年に『湖中の女』、1949年に『かわいい女』、そして、1953年に『ザ・ロング・グッドバイ』を発表する。1958 年刊行の『プレイバック』を含め、長編は全て日本で翻訳されている。1959年、死去。

「2026年 『ザ・リトル・シスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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