深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (1976年4月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784150710514

感想・レビュー・書評

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  • Super8さんおすすめ本

    そうかー
    こぼれてるなーって思いました
    識者ぶってますがね
    こんな傑作をですよ
    しかも英国推理作家協会賞で菊池光さん訳の超有名作(らしい)を読み逃してるわけです

    まだまだですよ
    今後ともほんともう謙虚な気持ちで教えを乞いたいと思います
    よろしくね八っつぁん

    はいはい本編ね
    古き良きイギリスの冒険小説の要素が全部詰まってたように思います

    もうかっこいい
    全部かっこいい
    最後のオチもかっこいい

    まぁ、巷では相棒のガンマン、ハーヴェイ・ロヴェルが人気のようですが、わいは主人公のルイス・ケインがかっこよかったな〜

    なんつうかね
    結局はただのお馬鹿さんなのよ
    だけどねお馬鹿と分かっていても止まらないのよ
    お馬鹿と分かっていても命をかけちゃうのよ
    要するに男ってお馬鹿なのよ

    それはもうイザナギとイザナミの頃から変わってないのよ
    行っちゃうのよ、黄泉の国
    お馬鹿だから

    • ひまわりめろんさん
      八っつぁん

      いやいやこれからも頼りにしてるで!
      八っつぁん

      いやいやこれからも頼りにしてるで!
      2025/11/20
    • ひまわりめろんさん
      一Qさん

      はい検挙(詐欺罪)
      一Qさん

      はい検挙(詐欺罪)
      2025/11/20
    • 1Q84O1さん
      うまい!
      さすがっス!( ´∀`)bグッ!
      うまい!
      さすがっス!( ´∀`)bグッ!
      2025/11/21
  • 冒険小説の古典的名作。かつての工作員で現在はフリーランスで活動するルイス・ケインとアルコール依存症のガンマン、ハーヴェイ・ロヴェルがコンビを組んで無実ながら怪しい実業家を護送するというストレートな物語。警察と殺し屋集団の双方から追われ、任務開始からずっと緊迫感が続いている。不気味な影がつきまとい行く先々で殺し屋たちが待ち構えているので誰かが裏切っていると考えられる物語運びは定番ながら綿密で先が気になる。こういう作品らしいラストの余韻もいい。流石の面白さ。

  • 内藤陳の「読まずに死ねるか!」でこの本を知り読んだのはもう30年ほど昔のことだろうか。
    それまでは、かたくなに外国の本は読まなかったのが、内藤陳の勧めるままに海外のハードボイルド・冒険小説を読み出し、はまっていった。
    そこここに散見される言い回しが実にしびれる。

    内藤陳の言うとおり、まさに、これぞハードボイルドという本です。

    「モントルーで冬を過ごす連中は絶対に列車を利用しない。ロールス・ロイスが少し調子が悪ければ、恥を忍んでメルセデスを雇う。」

    こんなのばかり読まされたらもう、堪りません。
    確か再々読。
    という事は10年ごとに読みたくなる本なのです。

  • 良質なハードボイルドミステリー。矛盾した言い方だが大人向け少年漫画を読んでいるようだ。設定と登場人物が際立っている。元MI6のカントンことケイン、アルコール依存症の殺し屋ハーヴェイを中心とした個性豊かな登場人物。リヒテンシュタインでの株主総会という緊迫感を与える目的地と期日。モーゼル銃やシトロエンDS、ロールスロイスファントムⅡなど魅力的な小道具たち。そして息をもつかせぬ展開とどんでん返し。最後の締め括りもハーヴェイに対するケインの所作もクールだ。イギリス小説特有の品とハリウッド映画を観ているような興奮を兼ね備え、エンターテイメント小説として全く古臭さを感じない面白い小説だ。

  •  噂通りというかそれ以上の傑作。やっぱ二人組の道中もの(でしょうやっぱ)っていいよな。
     カッコよさという意味では、個人的にはチャンドラーよりもこっち。ラストの指を折るところなんて鳥肌が立った。アル中の心理がわかると、もっといいのかもしれんけど。

  • まさに、これぞハードボイルド!
    全てのキャラクターが魅力的すぎる。
    物語は人を送り届けるだけという事になるのだが、キャラそれぞれの台詞の中に信念や美学が溢れていて、何年経っても色褪せない名作。

  • <懐に時限爆弾を抱えて突っ走れ!>


     痺れてやまない大傑作! まさか、今まで感想を残していなかったとは思いもしませんでした。あまりにガツンとヤられすぎて、読後に自分なんかがコメントするのはおこがましいと感じたのかもなぁ……★

    『深夜プラス1』(1965)とは、英国のスパイスリラー作家ギャビンが著した、冒険色の濃いミステリ小説です☆

     元・英国情報部員ルイス・ケインが引き受けた特殊任務は、一人の男を約束の刻限までに目的地に送り届けること。その男マガンハルトの命を狙う謎の難敵が、背後から執拗に迫りくる。追っ手をかわしかわし、車を駆るルイス・ケイン! 頑張れルイス・ケイン!!
     その危険なミッションで相棒についた護衛のロヴェルは、凄まじく腕利きのガンマンなんだけど、蓋を開けたらアルコール中毒★ 彼らは敵の手をかいくぐり、刻々と近づくタイムリミットと争い、アルコールとの誘惑とも一戦を交える——

     地獄の逃走劇で最高に気になったのが、いつ爆発するとも知れない、アル中男ロヴェル氏の動きですね★ この任務は彼に頼るところが大きいのですが、同時に最大のウィークポイントでもあるのです。
     外からやってくる脅威だけでなく、内なる敵との戦いもある。ゆえに、この小説には、懐に時限爆弾を抱えて突っ走るような緊迫感がみなぎっています☆

     本書は、今日日の脆弱な純文学なぞ風圧で倒しかねない美文の宝庫でもあります☆ 男の戦いも背中も生きざまも空虚な疲労感も、綿密に練りこんで鮮やかに書き抜かれた名作です。

     車や銃など、どこか男っぽいモノ(性別を問わず愛好者はいるのだろうけど、何となく★)に対する知識の豊富さ、こだわりの強さが随所にあらわれるのも読みどころ☆
     私は普段、カーチェイスとガンファイトへの過剰なこだわりはみっともないと考える人間ですが、今、目の前に拘泥で魅了する奴が立ちはだかりました。生まれて初めて、それらの要素がひどくかっこよく思えた作品です☆

  • 海外物のハードボイルド・冒険小説の古典のひとつといわれる、1965年発表の英国の作品。日本では1967年にハヤカワ・ミステリとして発刊、1976年に文庫化された。同種の小説のランキングでは、ほぼ例外なくベスト10に入る傑作である。
    ストーリーは、第二次大戦時に諜報員だったビジネス・エージェント、ルイス・ケインが、欧州でナンバー3といわれたガンマン、ハーヴェイ・ロベルとともに、かつての仲間からの依頼を受けて、無実の罪で殺し屋と警察双方に追われる英国の実業家マガンハルト(と秘書ミス・ジャーマン)を、仏ブルターニュからリヒテンシュタインまで送り届けるというもの。
    移動を共にするケインとハーヴェイ、マガンハルト、ミス・ジャーマン、更に移動途中で様々な形で接する人物たちの心の綾、敵とのスリリングな闘い、そして予想もしなかった結末。。。
    発表後50年を経ても、陳腐さを感じることはなく、むしろ、大戦のヨーロッパ戦線の面影を一部に残し、携帯電話のような通信手段など存在しなかった時代であるが故の状況設定・ストーリー展開が、現代とはまた異なる面白さを与えているとさえ言える。
    (2015年5月了)

  • 読み返し。
    何冊か読んでみても、ハードボイルドというものの定義や面白さが未だによく分からないのですが…この作品のカントンやロヴェルの、プロフェッショナルな拘りは読んでいて心地いいです。食べているパンやコーヒーがおいしそうで羨ましい。ほんと、最後にくぎ付けになる。

  • 乾いたユーモアのある文章がハードボイルド。
    たとえば、

    「朝だが、一緒にシャンペンを飲んでいただけるかね?」
    「シャンペンは朝が一番です」
    「そのとおり。昼食時間をすぎると女の子の飲み物だ」

    もう少しで、いい酒ですな、と言うところであった。将軍たちの時代には、人に出すものは最良のものと決まっていたのだ。

    また、あえて一行削ったような、書きすぎない美学も、キマッてるし、劇的な緊張感を与えている。
    一流の文章家だ。

    物語も、紆余曲折、先を見通せない仕掛けがたくさん。
    読み終えてみれば、ヒントはあちこちにまかれていたことにきづかされる。
    なかなかに鮮やかで、名作と呼ばれるのも大いに納得。

  • 古典

  • 充実の読後感。
    ラストのページを読み終えて、「してやられた!」と思った。

    あとは巻末の田中光二氏のコラム「エンターテインメント・プラス1」(以下”E1”とする)の引用のつぎはぎの様になってしまうが、E1まで読み終わってまず思ったのは、この菊池光訳の本作は、E1まで読んではじめて本作というパズルの最後のピースが埋まり、充実した読後感をもって完結するものである。と、私は無名の一読者として、これから本作を読む読書家諸氏に進言したい。

    E1まで読むことで、読み進めていた間に著者ライアルの細部に凝らされた仕掛けや、それにくすぐられていたことを再確認させられ、そして「また読み直したい」と思わせられる。

    本書は英国推理作家協会賞を受賞し、そして日本ではハヤカワ・ミステリ文庫から出版された冒険アクション小説であるが、本作の本当の意味での謎は「何がこの本を傑作たらしめているか」ということである。

    私は今し方一周目の読了をしたが「何度でも読み直したいと思うし、何度でも読むべき傑作」と本書と著者のギャビン・ライアル氏を賞賛したい。

  • 2025/10/05 読了 ★★★★★

  • スリルに富んだ良質のロードムービーを見ているようで一気に読めたが、ネタバレしない程度の精度の地図を載せていただけると更に良い。
    携帯地図片手に読むのが、少々疲れる。

  • 主人公は昔馴染みの弁護士から、ある実業家をリヒテンシュタインまで護送してほしいと依頼を受ける。もう一人の護衛、ガンマンのハーヴェイと顔合わせを済ませ、所定の場所に停められた車で護衛対象を迎えに行こうとしたが、車の中には見知らぬ死体が転がっていた。


    台詞に演出、話の展開全てが映画的。近い作品で真っ先に思いついたのは『トランスポーター』だが、こちらの方がお兄さん。というか大先輩にあたる(初版は1967年)。

    魅力的な箇所を挙げるとキリがないが……
    ・翻訳モノとは思えないようなキレのある文章
    ・台詞が会話として自然でウィットに富んでいる(映画的と感じる所以)
    ・ガンマンがアル中という不安要素がいいスパイスになっている
    ・次のページでどんなトラブルが待ち受けているか分からない緊張感がある

    上記の通りべた褒めなのに★3なのは理由がある。
    ・話の大筋は王道に沿っているので色々読めてしまう
    ・絡みがそれほどなかった男女が惚れ合う(悪い意味で映画的)
    ・自然な会話の弊害とでもいうか、時折誰の台詞かわからなくなることがある(やたら相手の名前を呼んだり、語尾に特徴があったりしないので)
    ・ラストがいまいち

    それでも小数点までつけられるなら★3.5としたいぐらいには面白かった。
    古い作品ではあるが携帯やスマホ、電子機器があまりない時代という点さえ頭に入れておけば、50年以上経った今でも遜色なく楽しめる作品だろう。

  • 注!――以下重大なネタバレを含みます。

    ■……ってことは、この物語りが始まる前の段階で、ヘル・フレッツのもとにガレロン(正体はメルラン)が無記名株(ハイリガーのではなくマガンハルトの)を持っていったとき、そこに記載されている株数(1,360株ではなく1,320株)をフレッツが確認さえしていれば、その時点でメルランのこの計画はおジャンになっていたということなのか?
    ■……メルラン本人もフレッツがそれをチェックしないことに確信があったというのか? ……いやそれよか、この大掛かりなたくらみが仮に成功してマガンハルトが殺害されていたとしても、実際1,320株しか手持ちがないうえで(フレッツも同数の1,320株を持っている)メルランには一体何ができていたというのか?
    ■登場人物はみな類型的でよくあるタイプのやつ。シトロエンDSを見習って、「ひじょうにすぐれた」かつ「たいへん変わった」キャラであってほしかった。

  • イギリスの作家「ギャビン・ライアル」のスパイ小説『深夜プラス1(原題:Midnight Plus One)』を読みました。
    久しぶりにハラハラドキドキのスパイ小説が読みたくなったんですよね。

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    無実の罪で殺し屋と警察双方に追われる実業家を護送する、フリーランスのエージェントとガンマンのコンビの、タイムリミットに追われての苦闘を描く。
    命の危機にさらされても自分の生き方を曲げない男たちの姿を、全編にわたり主人公の一人称で描写したハードボイルドな冒険小説である。

    酒に弱く、それでいて女性の優しさを引き出さずにいられないガンマン「ハーヴェイ・ロヴェル」は「ハヤカワミステリ」の「冒険小説人気キャラクター」部門で1位を獲得した。
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    1965年(昭和40年)に発表されたハードボイルドなスパイ小説で、フリーランスのエージェント「ルイス・ケイン(カントン)」とガンマン「ハーヴェイ・ロヴェル」のコンビが、大西洋岸のブルターニュからフランスとスイスを車で縦断し、一人の男を期限までにリヒテンシュタインへ送り届けるまでを描いた物語… 行く手には、男を追うフランス警察、そして謎の敵が放った名うてのガンマンたちが立ちはだかっており、次々と迫る困難を切り抜けて、タイムリミットまでに、目的地へ到達できるのかどうかのハラハラドキドキの展開が、主人公「ケイン」の一人称で描写されています、、、

    酒に弱く、それでいて女性の優しさを引き出さずにいられないガンマン「ロヴェル」は「ハヤカワミステリ」の「冒険小説人気キャラクター」部門で1位を獲得しているほどの人気キャラクターのようですね… 男は、どこか弱い部分がある方が魅力的なのかもしれませんね。


    「ルイス・ケイン」は第二次世界大戦中にレジスタンスを支える目的で欧州大陸に送られた工作員だったが、現在は金持ち相手のビジネス・エージェント(揉事解決人)として生計を立てている… そんな彼のもとに、地下活動の同志で今は弁護士である「メルラン」から、大富豪「マガンハルト」をリヒテンシュタインまで送り届けるまでの護衛を兼ねたドライバー役の依頼を引き受けた、、、

    旅に同行するガンマンには「ハーヴェイ・ロヴェル」が選ばれたが、彼はアルコール中毒者だった… アメリカのシークレット・サービス出身でヨーロッパでもナンバー3の技量の持ち主だが、人を殺す罪悪感とガンマンとしての重圧は常に「ロヴェル」を酒に向かわせていた。

    そんな不安を抱えたまま、フランス西岸のブルターニュで「マガンハルト」、秘書の「ヘレン・ジャーマン」と合流して陸路、目的地を目指す… 翌日、殺し屋の襲撃にあった彼らは、敵の中にヨーロッパでもナンバー1とナンバー2といわれるガンマン、「ベルナール」と「アラン」がいることを知る、、、

    車を損傷した一行は警察の網から逃れるために、「ケイン」のかつての恋人で今は伯爵夫人で未亡人となっている「ジネット・マリス」の城館を訪ねる… ここで「マガンハルト」は、自身が正体不明の敵の罠にかかり、あと36時間以内、すなわち明晩の24時1分過ぎまでにリヒテンシュタインに着かなければ企業の所有権を喪失し、経済的にも破滅すると明かす。

    彼らは翌日「ジネット」の助けでスイスに入るが、ほんの一瞬の隙を突かれて、スイス警察に「マガンハルト」が逮捕される… 手だてを尽くして彼を釈放させることに成功した「ケイン」は、敵の狙いが「マガンハルト」の死であることを確信し、また相手がこちらの手札を完全に読んでいるのに気づく、、、

    裏切り者は誰か!? 謎を含んだまま物語はスイスとリヒテンシュタイン国境線でのクライマックスの銃撃戦へなだれ込んでいく。

    「ケイン」の目線で物語は展開するのですが… 「ロヴェル」は酒がないと手が震え始めるけど、飲み過ぎると銃が使えなくなるし、「ヘレン」は密かに何者かに連絡を取っているし、「マガンハルト」のやっていることは怪しいし、依頼主の「メルラン」も何か企みがあるようだし、、、

    と、依頼を遂行するための問題が山積みの状態… それでも冷静な状況判断と信念に基づいた行動力、そして的確な推理により、「ケイン」は真相に気付くだけでなく、無事に「マガンハルト」を目的地に届ける任務を完遂します。

    悪玉はやっぱりね… と思える人物でしたが、まさか、会社乗っ取り屋の「ガレロン」と同一人物とまでは想像できませんでしたね、、、

    敵も味方も、全て自分が雇って、戦わせていたとはねぇ… 酷いもんです。

    そして、印象的だったのは、エンディングでの「ケイン」の「ロヴェル」への仕打ち… でも、これでアルコール依存からは抜け出れたかもしれませんね、、、

    あとは、道具の使い方に拘りがあるところが好みでしたね… クルマだと「シトロエンDS」に「ロールスロイス・ファントムⅡ」、銃は「モーゼルC96」、「S&W(スミス&ウェッソン) M36」、「ワルサーPPK」等々、メカ好きにはたまらないセレクトが印象深い作品でした。
     



    以下、主な登場人物です。

    「ルイス・ケイン(カントン)」
     ビジネス・エイジェント

    「アンリ・メルラン」
     弁護士

    「ロン・ホプキンズ(メルセデス・メローニイ)」
     ドレス・デザイナー

    「ハーヴェイ・ロヴェル」
     ケインの相棒

    「ジネット・マリス」
     ケインのかつての恋人

    「モーリス」
     ジネットの秘書

    「マガンハルト」
     オーストリアの実業家

    「ヘレン・ジャーマン」
     マガンハルトの秘書

    「フレッツ」
     マガンハルトの共同株主

    「マックス・ハイリガー」
     マガンハルトの共同株主

    「ベルナール」
     ガンマン

    「アラン」
     ガンマン

    「フェイ将軍」
     産業スパイの黒幕

    「モーガン」
     フェイの執事

    「ロベール・グリフレ」
     フランス国家警察の警官

    「ルカン」
     モントルー市の警部

    「ガレロン」
     会社乗っ取り屋

  • 有名な本。読んだ直後はそんな良い本だとは思わなかったけど、ハードボイルド系だけど、主人公が格好良くてニヒルというより、ちょっと時代遅れで相棒も問題を抱えてて、危うい橋を昔のやり方で考えながら危なっかしく綱渡りする、その泥くささとハーヴェイとの関係が読んだあとにジワジワと良さが染み出してくる。最後はなぜこういう終わりになってしまったのか、ケントンはケントンにしかなれない。

  • 何度読んでも面白い

  • 人、もの、風景のディテールやクライマックスの展開に魅せられた。

    また、最後の田中光ニさんの解説をぜひ見逃すことなく読んでほしい。
    ここで面白みを余すことなく吸い取ることができる。
    氏が言う『すぐれたエンターテインメントの要素の一つは再読、いや再々読に耐えうること』には共感できた。

    『ストーリーの展開に気を取られる初回だけでは、随所にこらされた伏線、罠、さりげない会話の含みを味わい尽くせない。』というのにも納得。

    本当にカタルシスを充分に楽しめた作品だった。
    個人的に2回同じ本を読むことはないが、読んでみたいなと思った作品。

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