- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150715519
感想・レビュー・書評
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クレイグ・ライスの傑作ユーモア・ミステリ。最高に楽しくて元気の出るお話。
自身の3人の子をモデルに描いた、子供が主人公で探偵役の唯一の作品です。
カーステアズ家の3姉弟の隣家で銃声が…!
殺人事件の重要証人となった3人は大張り切り。
ミステリ作家のママが事件を解決すれば、ご本がもっと売れて、ママはこんなに忙しくなくなるかも知れない〜と期待します。
ところが仕事に夢中なママは関心を示さないので、子供達だけでなんとか解決しようと知恵を絞ります。ついでにハンサムなビル警部との縁結びまで…!
14歳のダイナはお姉さんらしく健全型、12歳のエイプリルは頭の切れるおしゃまな少女、10歳で末っ子のアーチーはやんちゃ坊主で、姉たちにこき使われるとぼやきながらも仲が良い。
近所の大人達の様子も案外、子供達には丸見え。
古風な翻訳が内容にピッタリ、今となってはレトロで、新鮮でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
件』クレイグ・ライス著
電子書籍で読んだからか、読みづらかった。古い作品で、その時代の言い回しが多く、そこが引っかかったのだろうか。犯人さえ捕まれば、証拠は隠滅されて構わない、操作混乱が目的の嘘の証言も構わない。何ら罪悪感なく無法な操作が気味悪い。
フィクションだから生真面目なことを言っていても仕方がないが、そんなところが嫌なのかな。 -
再読。愉快な話が読みたくて。こういう楽しいミステリはいくらでも読みたいなぁ。愛と不機嫌に満ちたあとがきもイイネ。
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裏表紙:お隣の奥さんが何者かに射殺されたと知って、カーステアズ家の子供たちの頭に浮かんだのはママのことでした。中略 謎解きをほのぼのとしたユーモアとペーソスでくるんみ、ライスがその持ち味を遺憾なく発揮する傑作本格ミステリ!
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イラストとストーリーがベストマッチ!
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1998年5月16日読了。
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翻訳がイマイチ。きちんとした日本語になっていなかったり、時代遅れのしゃべり方だったり。翻訳がもっと良ければもっと楽しめたはず。