思考機械 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (1977年6月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150724016

感想・レビュー・書評

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  • オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン教授。長ったらしい名前。「2+2はよんだよ。それもときどきではなくて、いつ、いかなるときにもだ」ロジックにロジック。あっと驚く事件の真相の連発。大傑作ではありませんか。
    「完全なアリバイ」シンプルながら実に愉快な犯行。
    「余分な指」不可思議な謎からの、狂気的な真実。
    「13号独房の問題」かの有名な密室もの。ロジックの極みな部分があり、話としても面白い。文句のつけようがない。
    1900年代のイギリス。時代設定や日常がピンとこない。そんなものはミステリには関係ない。ロジックさえ美しければ。
    (海外古典好きとしては、むしろ古臭さがたまらないのだが)

  • 思考機械もの。早川書房が独自に編集した傑作短編集で、傑作が付く分、思考機械のすばらしい作品を堪能することができました。13号独房の問題や幽霊自動車など以外の作品も、十二分に楽しめました。

  • 『序・思考機械登場』
    「思考機械」の名前の由来となった事件。チェスを始めてやった思考機械。

    『失くなったネックレース』
    盗まれたネックレス。犯人と思われる人間はわかっているが…。鳩を使った犯罪。

    『幽霊自動車』
    取り締まりの警官の前から消えた自動車の謎。

    『茶色の上着』
    銀行強盗が隠した被害金の行方は?

    『完全アリバイ』
    被害者はダイイングメッセージを残すが、容疑者はその時間歯医者で抜歯をしていた。

    『余分な指』
    問題のない指を切り落として欲しいと頼む婦人。そして指が無い死体が発見される。

    『盗まれたルーベンス』
    盗まれたルーベンスの油絵、容疑者は別の絵を模写した水彩画を所持。

    『秘密漏洩』
    ライバルに情報が漏れている。しかし秘密を漏らせる人間がいない。タイプライターを使った暗号。
    『燃える幽霊』
    ハッチストン・ハッチが目撃した燃える幽霊の謎。

    『紅い糸』
    ガスにより4回も狙われた男。同じアパートに住む女性がガスで死亡。

    『13号独房の問題』
    友人とのかけで脱獄不可能な死刑囚収容監獄からの脱出を行う思考機械。
    古典の密室物の傑作と言われる作品。

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著者プロフィール

ジャック・フットレル(Jacques Futrelle)
1875年アメリカ・ジョージア州生まれ。劇場支配人などを経て、新聞王ウィリアム・ハースト傘下の「ボストン・アメリカン」紙の編集者になる。1895年、作家L・メイ・ピールと結婚。1905年、「ボストン・アメリカン」に「思考機械」シリーズ第一作「十三号独房の問題」を発表。1912年、タイタニック号の沈没事故により死亡。このとき、「思考機械」シリーズの数篇が彼の命とともに失われたとされる。

「2019年 『思考機械【完全版】第二巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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