カックー線事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (1980年3月12日発売)
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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784150733537

感想・レビュー・書評

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  • 「ヒルダよ眠れ」と同じ作者だったので。

    代表作らしい。
    たしかに謎解きの部分も良いし、
    ストーリー展開も面白かった。

    善人ではあるが「変人」と言って差し支えないような父親が、
    カックー線の車内で女性を襲った容疑、
    続いてその女性を殺した容疑をかけられ、
    それを晴らそうとする息子・娘たちとその一人の婚約者。

    途中で犯人が死んでしまうのだが、
    その死ぬ過程や、死後の謎解き、容疑の晴らし方が良く出来ていた。

    婚約者が、殺された女性の同僚から話を聞き出す場面が、
    2時間ドラマっぽくて良かった。
    それと、気になったのは、「手鈴楽団」。
    ハンドベルサークルのことかな?
    (実際に読んだのは、ハヤカワポケットミステリ192)

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