シャーロック・ホームズの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (1981年6月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784150739010

感想・レビュー・書評

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  • 推理小説読んだのは中学以来くらいかなー。シャーロック・ホームズは初めてでした。

    なんというか、さすがの名作って感じでした。普通に面白くて、すごく引き込まれる感じ。なんというか、自分もワトソンの視点で入り込んじゃうような、そんな感じでした。

    訳がきっとすごいんだろうなー、と思います。洋書だと多少の不自然さを感じることが結構あるのですが(まあ英語にしかない表現もあるので仕方ないとは思うけど、「あー原文はこんな感じかなー」とか思いながら訳書を読むことは結構ある)、この本はそういうことなくてスラスラ読めました。イギリス特にロンドンの地理に明るいともっと楽しく読めるんだろうなー。

    あと、今買うと、かわいいお孫さんの帯が付いてくるので、超おすすめです!

  •  この中に収録されている幾つかは昔に一度読んだことがあるはずなのだが、何故か読んでみるまで思い出せず話の途中で「ああ、これ読んだことあるな」と感じたりもした

     ホームズシリーズは事件の推理過程よりも、事件の特異性や冒険性を優先していると思う。実際、依頼人が長々と自分の体験したことを話し、ホームズが残り数ページで解決法を示すというやり方も珍しくないし。
     この中で気に入った短編は『ボスコム渓谷の謎』かな。この話は推理や物語性、更にはホームズ特有の調べ方「事件現場の床や地面を徹底的に調べ尽くす」という捜査方法も披露されている。冤罪で追いつめられる息子や驚きの真犯人などミステリとして必要な要素をしっかりと備えている。

  • 2015/08/15 読了

  • 『ボヘミア国王の醜聞』

    『赤毛連盟』

    『消えた花婿

    『ボスコム渓谷の謎』

    『五つのオレンジの種』

    『唇のねじれた男』

    『青いガーネット』

    『まだらの紐』

    『技師の親指』

    『未婚の貴族』

    『緑柱石の宝冠』

    『椈の木荘』

  •  
    ── コナン・ドイル/大久保 康雄・訳《シャーロック・ホームズの冒険
    198106‥ 早川書房》ハヤカワ・ミステリ文庫
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4150739013
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A5%B7%A5%E3%A1%BC%A5%ED%A5%C3%A5%AF%A1%A6%A5%DB%A1%BC%A5%E0%A5%BA
     
    (20141227)(20150605)
     

  • 推理小説の不朽の名作はやはり面白い。主人公であるシャーロックホームズは、観察力が優れた人だから人が気づかないことにも気づくため、並ならぬ推理力があるのだと思う。結局推理力があるかどうかは、観察力にあるのだなと実感できる。ということは・・・私たちも探偵になれるのかもしれない(笑)。とまあ、妄想はこの辺にして、オススメの読み方は、ワトソンの視点からホームズの考えていることを推察しながら読み進めていくというよみかただ。

  •  洗練されている。流石推理小説の名作だと思った。
     当時科学的な犯罪学の体系が確立されていなかったと解説に書いてあった。現在読むホームズの考え方は当たり前だが、書かれた当時では異端な考え方なのだろうと思った。

  • シャーロックホームズ作品を読むのは、小学生の時に漫画版で読んだ以来だったので活字で読むことで違った印象を持てました。これは短編集だったのでおおくの作品が収録されていましたが、なかでも『ボヘミア国王の醜聞』が一番印象に残っています。ホームズがアイリーン・アドラーに見事に出し抜かれて、ホームズが唯一名前ではなく、彼女のことを「あの女性(ひと)」としか言わないのが、何とも出し抜かれたことに対するホームズの悔しさがよく表れていて楽しませてもらいました。他には、緑柱石の宝冠では有名な某少年探偵漫画でも用いられているホームズの名言である、『完全にありえないことを取り除けば、残ったものは、いかにありそうにないことでも、事実に間違いないということです。』が出てきてテンションが上がりました。(笑)

  • 人生初のシャーロック・ホームズ。
    映画やドラマではまったので、初めて読んでみた。
    ベネディクト・カンバーバッチの感じで、そのまま読む~よいです、おもしろかった!
    「回想」「復活」「最後の挨拶」「事件簿」と他にもあるので、これから楽しみ♪

  • 小学生の頃以来。新訳で読みやすいのは何より。図書館にも新訳更新をて。難しいかな。

  • ホームズシリーズはあちこちから出版されていますが、ハヤカワの訳が一番合ってるな~という気がします。
    あまりにも有名ですが、サクッと読めてしまいます。

  • 19世紀末のイギリスはロンドン、ベーカー街のシャーロック・ホームズは世界中で最も有名な人物のひとりでしょう。
     この本を初めて読んだのはたぶん私が中学生のころだったと思います。今頃になってなんとなく強い懐かしさを感じて、もう一度読み返してみたくなりました。最近のいわゆる「ミステリー」「サスペンス」といったジャンルの作品に今ひとつ馴染めないせいかもしれません。
     ご存知のとおり、この短編集はホームズシリーズの中でも最初期のものです。改めて読み直してみてもやはり面白いです、さすがに秀逸ですね。
     ちなみに、当時のロンドンには地下鉄はあっても、路上はまだ馬車だったんですね。

  • 溢れているミステリーとは一線を画している作品
    まさに圧巻

  • この年になるとシャーロックホームズをいまだに読んでいないということが恥ずかしくって、なんだか読みだせずにいたけれどついに意を決し読んでみたら、面白くってびっくりした
    短編集ということもあり緋色の研究四つのサインでくどい、と思っていた犯罪者の回想を追っていく自白のシーンもなくって、読みやすく本当に二人がいるのではないかと思わせるような語り愚痴も素晴らしく、シャーロキアンなる人たちも生まれるわけだ、と納得しました

  • 世界一著名な探偵であるシャーロック・ホームズの第一短編集である。
    名著であると同時に今読んでも面白さは損なわれておらず、当然に最高点を与える。

  • 事件を解くための材料はホームズと変わらなくても、そこから知る量が遥かに違う。
    そんな、想像力、分析力等を持つ彼を尊敬してしまう。

  • シャーロックホームズの活躍ぶりが書かれた短編集。赤毛連盟やまだらの紐などが掲載されている。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2023年 『コナン・ドイル① ボヘミアの醜聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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