- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150753023
感想・レビュー・書評
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4+
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海外ものは登場人物の名前がカタカナなので覚えにくくてつらい。
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評価の高い作品だが、正直それほど面白いとは思わなかった。語り口が下手で読みにくく、物語の進行がだらだらとしていて、盛り上がりに欠ける。人物も誰が誰なのか混同し、何度も一覧表を見直した。気になったのは、ダンビ殺しの際の人の出入りがわかりにくかったこと。トイレでの殺人トリックや最後の殺人トリックは独創的ではあるものの、読者に推理できるような代物ではない。「おまえはいったい誰だ」という発言を始めとするダンビの秘密にだけは驚いたが。総じて、傑作と言われるほどの作品とは思えなかった。
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有栖川有栖先生のおすすめにより手に取りました。
ミステリ好きがにやりとするくすぐりの数々、論理クイズや暗号も仕込まれ、なにより明快な論理、そして意外性もばっちり。
ミステリという共通点で集まったさまざな属性の登場人物や、言葉遊びの数々(有栖川先生は初読、原語で読まれたそう。原語で読めばもっと楽しいだろうな)など欧米ならではの妙味もあり。
ただ翻訳の相性のせいか、私には読み進めにくかった。 -
文春ミステリ東西ベストにて紹介されていた作品、読了に難儀するもやっと読み終えた。
海外モノにありがちな、土地、背景に馴染みがなくイメージしずらい、ページを遅らせたが読み終えてみれば本格そのものな作品だった。ありとあらゆる事象が読者を迷わせるのだが、真相はいたってシンプル。事象の正確な取捨選択が読者を真相へ導くのだろう、こういった作風は日本では有栖川有栖氏が最も近しいんではないか?と個人的に思う。 -
ミステリ好きの素人探偵会が戦争を経て、35年ぶりに再会することに。しかしその直前、メンバーの一人である老人がトイレの中で不審な死を遂げる。
やがて残りのメンバーのところに色にまつわるメッセージが届き…。
はい。タイトルからゴルフ関連の小説だと思ってましたw
読んだらきちんとしたパズルものでびっくり。
伏線もきちんと貼ってあるし、謎解きの理屈も面白かった。
犯人は目星がついていたけど、そんなこと気にもならなかった。
ただ、パズルの構築に主眼を置きすぎて、キャラクタが薄かったのが物足りなく…。 -
本格推理もの。これくらいのレベルの推理小説がもっとあればいいのだけど。観光案内を兼ねた「~殺人事件」はうんざり。
著者プロフィール
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