コールド・リバー (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2024年2月7日発売)
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本 ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784150753825

作品紹介・あらすじ

ヴィクが救出した火傷を負った少女は病院から姿を消した。少女から渡されたものをよこせと、警察は執拗にヴィクに迫るが……。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりすぎるヴィクシリーズ。一体何歳になってるの?と思いながらも変わらないタフな女探偵ぶりに惚れ惚れ。しかも舞台はコロナ禍のシカゴ。ヴィクは変わらず元気に生きてたのねなんて自分が読んでなかっただけなのにしみじみ。様子見に上巻しか買わなかったんだけどそんな自分を呪いながら下巻を探しに書店3軒巡った。

    • しずくさん
      初めまして、miyacococoさん!
      111108さんのところからお邪魔しました。
      サラ・パレッキーの名前に、何十年か前にドはまりした...
      初めまして、miyacococoさん!
      111108さんのところからお邪魔しました。
      サラ・パレッキーの名前に、何十年か前にドはまりした時分を思い出し、思わずコメントしちゃいました。しかも V・I・ウォーショースキー だなんて、びっくりです。サラさんは77歳でまだ書き続けていらっしゃっるなんて。
      いい日になりそうな、今朝の予感\( ´꒳`)/♥︎ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
      2024/07/09
    • miyacococoさん
      しずくさん、コメントといいねありがとうございます。ウォーショースキーはシカゴを舞台に探偵やってるくらいしか覚えておらず、読むうちにいろいろ思...
      しずくさん、コメントといいねありがとうございます。ウォーショースキーはシカゴを舞台に探偵やってるくらいしか覚えておらず、読むうちにいろいろ思い出してきました(((^^;)未読作を少しずつ追っていきます♪
      2024/07/09
  • 久しぶりにV.I シリーズ読んだけど、やっぱり面白い

  • 探偵ウォーショースキーの22作目。

    ワクチン接種が進んでいるものの、まだまだコロナ禍のシカゴ。
    湖岸の岩場でミッチが見つけた少女は足に火傷をした上に虫の息だった。
    無事病院に運ばれたのもつかのま、
    警官が訪ねてきた後に逃げ出してしまった。
    成り行きというか、必然で行方を探すヴィク。
    一方、ロティに頼まれて破壊活動が行われないかと見張っていた古いシナゴーグは、
    窓が割られ壁に落書きをされてしまうし、
    父親が厄介ごとに巻き込まれていると少年が訪ねてきて、
    子供の頃に近所に住んでいた家族のもめごとに巻き込まれる。

    いつもの通り、少女と少年に手を差し伸べ、
    関係者に聞きまわったり、少女が監禁されているのではと家宅侵入したり、
    川に飛び込んだり、弾丸の嵐をかいくぐったりと暴れまくるヴィク。
    だが今回は、
    被疑者でもない市民に暴力をふるうこともいとわない悪徳警官を敵に回し、
    危険度は高い。

    (下巻へ)

  • コロナ禍で広がるヘイト行為。人種差別や宗教差別。本の中では、ユダヤ教徒の集会所であるシナゴーグへの襲撃。
    優しいヴィクは、本来の仕事と並行してシナゴーグを守ると同時に保護すべき弱者を見つけて行動を起こす。
    現実世界では、イスラエルがパレスチナ人への大規模な迫害行為を継続中。。。
    世の中は、なかなか多様な価値観を認められずにいるだけでなく、強いリーダーシップと他者を貶め、聞く耳を持たない風潮に侵されて来ているようだ。

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