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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784150756543
みんなの感想まとめ
冒険と友情が織り成す物語が展開される本作は、スペンサーとホークのヨーロッパ旅行を舞台にしています。シリーズの中でも特に印象的なこの作品では、二人のキャラクターが互いに補完し合いながら、様々な事件に挑む...
感想・レビュー・書評
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スペンサーシリーズ5作目はなんとスペンサーとホークのヨーロッパ冒険旅。こんな話があった事も忘れていた。お金のある昭和のテレビシリーズには、よく必然性があまり感じられない旅物があったのを思い出す。「スコッチ・イン・沖縄」的なやつだ。同じ発想なのかはわからないが、前作から登場したホークがスペンサーに協力し、スペンサーの事件を手伝うのだからスペンサーのやり方に反対しながら従う、というシリーズ前半のお約束的なパターンのスタートでもある。いつの頃からか、とにかくホークが出てこないと面白くない、と思えるようなキャラクターにもうこの時からなっていたのだとわかる。
女性キャラクターの描き方も初期のスペンサーシリーズ、当時のパーカーらしさがうかがえる。これから女性という存在にまつわる葛藤の日々が始まっていくのだが。
#スペンサーシリーズ全部読む -
再読(ブクログには初登録)
1970年代の作品、そらもう古典やわ。
色々今の価値観で読むと、あわないところもあるのだが、とりあえずスペンサーとホークの外国旅行篇。最後にキングギドラ級の大怪物との大迫力格闘シーンあり。お色気シーンもまぁまぁあり。
ってことで、安定のカッチョよい、スペンサー&ホークでした。 -
大富豪にテロリストへの復讐を依頼されるスペンサー。ホークとの大活躍にシビれました。
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面白い
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村上春樹がパーカーのファンだというのも頷ける。どちらも格好つけたスタイルのみで、中身は空っぽだからだ。
家族をテロリストに皆殺しにされて私立探偵を雇う怪しい大富豪という発端からして噴飯物だが、その後の展開はまさに唖然である。ビールと美食、ジョギングの間に人狩りをする能天気な探偵スペンサーは、これまた無能揃いの自称テロリストグループを観光の合間に殺しまくり、その罪を自戒することなく母国に置いてきた恋人を思いすすり泣く。素性の知れない外国人の探偵が国内で人を殺しまくっているというのに、英国の警察は感謝しつつ平然と見逃すという、あり得ない茶番ぶり。アフリカを共産主義者や黒人から救いだす? 今は亡きパーカーよ、もっとましな設定はなかったのか?
スペンサーの相棒らしい人物はステレオタイプで気の利いたセリフもなし。登場人物全てが、スペンサーの虚像を肥大化させるための単なる道具に過ぎない。なんともお粗末な内容なのに、この作品を絶賛する読者諸氏の感想に恐れ入るしかない。
小説ならば最低限のリアリティは必須であろうが、パーカーは鬱陶しい男の誇りにこだわるばかりに一切の真実味を排除する。
その結果、見事な馬鹿小説が完成した。
当然ハードボイルドではないし、活劇も中途半端。ホテルでテロリストを待ち伏せするスペンサーの滑稽さは、パロディとしても笑えない。
しかし、こんな似非ヒーロー小説の何が楽しいのだろう。私には苦痛な読書時間が終わった解放感しか味わえなかったが。スタイルだけでは良質の小説は仕上がらないという恰好の見本だ。 -
相棒ホーク登場。
途中、スペンサーの観光案内みたいになっちゃうけど、会話の小気味良さ、読後の爽快感はやっぱりたまらない。 -
主人公の生き方に共感!
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スペンサーシリーズ。モントリオールオリンピックっていつだったかなあ?と思いながら読みました。1976年かあ。そりゃあ記憶にないはずだ。
40年近く前の話なのにそれほど古臭い感じがしないのはなぜだろう。所詮、外国の物語と思っているからなのか?それとも最新鋭の技術ではなく人間に話しの的が当たっているからなのか。
私も大富豪の家族が狙われたんだからそちらの方面だろうと思ったら全然違う方向に話が流れて行きびっくり。それにしても警察は形無しだなあ…と思ったり。相変わらずホークの活躍はかっこいいです。 -
何年かぶりでの再読。
スペンサー・シリーズの第五作目。
本作はスペンサーとホークが大暴れしますので、たくさんの死が描かれます。
わたしは先天的なヘタレの為、人がたくさん死ぬお話は、たとえそれが小説上の創作でも避けて通ります。
それではスペンサーのシリーズなど読めぬのではないかと謂われそうですが、不思議とこのシリーズだけは読めてしまうのです。
最後の章で、例によりスペンサーがスーザンと事件を総括します。
「今度の旅行中に、大勢の人が死んだわね」
「大量の血が流れた。多すぎる」
スペンサー自身が、或いは著者・パーカーさんが自省しています。
・・だから、わたしの様な者でも読んでいけるのではないかと、思ったりしています。 -
89016
27 料理、スポーツ、ファッションを愛する新しい探偵像。ややあっさりしすぎで物足りない。スリルに欠ける所がある。 -
何度目かの再読。
この頃のスペンサーシリーズというのは、何というか迷いがなくてキラキラしている感じがする。ミステリとして読もうと思えば、間抜けなくらいのストーリーで、あまり頭を使って捜査をしているとは思えない。何とも都合がいい偶然がたくさんあるし。
それでも魅力的なのは、スペンサーとホークにズレがないからだろうと思う。ズレと言うより揺らぎというべきかな。改めて読むと、意外なほどホークが露骨に語っているのにびっくり。なんだか若々しい。
2007/11/25
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