伯爵夫人のジルバ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (1986年4月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784150757021

感想・レビュー・書評

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  • おなじみ酔いどれ探偵、われらがトレーシー。いやおなじみじゃないだろう。
    しかも探偵じゃなくて保険会社の調査員だ。
    そのトレーシーが今回も殺人事件と宝石盗難事件をいっぺんに解決しちゃう。
    っつか、トレーシーは解決しない。だめな男だから。酔いどれで誠実さのかけらもないいいかげんの極みな男だから。しかしその軽口はサイコー。軽快なギャグ満載。マシンガンのような軽口を楽しむ本ですこれは。
    再読。好きなシリーズ。

  • 日本人とイタリア人を親に持つ、チコこと、みちこ が、
    主人公のルームメート(同棲相手)で、最後に活躍する。

    二日酔いのバラードに続く、トレースシリーズの2作目。

    主人公の40歳の誕生日の数日前からはじまる。

    殺人事件と宝石盗難事件という、2つの事件の性格を持つ案件を、
    生命保険会社と、損害保険会社が捜査する。

    警察と、主人公の親の元警官も加わり、
    スピード(速度)感がただよってくる。

    訳者のあとがきに、
    snowが、雪とコカインの隠語で、重複命名(ダブルネーミング)なので、
    訳に工夫がいったこと。
    Do I have wattle yet?
    で、Wattleは、鳥や七面鳥の顎の肉とのこと。
    I don't know shat's a wattle with you?
    は、
    What's a matter with you.
    のもじりとのこと。

    場面が、ラスベガスで犯罪といえば、隠語や、日常語が頻発するので、
    訳がたいへんだったことがうかがえる。

    マンチキン、クインジー、バナチェック
    というのは説明がないが、そのたぐいらしい。

    著者も、訳者も男性目線である点が、課題かもしれない。

    ps.
    同棲相手の名前は、表示カバーには、チコという愛称でしか書かれていない。

    トレース、ボブ、ナッシュ、ダンは、愛称が書かれているが、
    保険会社副社長の渾名は、表紙カバーには書かれていない。

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