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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150760526
みんなの感想まとめ
テーマは、レストレイド警部がクリミア戦争に関与した老人たちの連続殺人事件に挑む姿であり、前作に比べてグロテスクな描写は控えめながらも、緊迫感あふれる展開が魅力です。新任の犯罪捜査部長の指示でロンドンを...
感想・レビュー・書評
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レストレイド警部が主役のシリーズ第二作目。
クリミア戦争においてとある騎兵隊に在籍していた老人たちが次々と殺されていく連続事件に挑む警部の話です。
今回は前作とは異なりグロテスクで残酷な描写は控えめ。新任の犯罪捜査部長の指示でロンドンを離れ、ほぼ一人で事件を追うかたちとなったレストレイド警部の姿は前回以上に苦戦を強いられているように見えます。作中に登場する女性にやたらとモテるというのはシリーズお約束なんでしょうか。
正典に出てきたとある人物を「そういう風に扱っちゃうの!?」という意外な展開もあり、そして物語のラストにはホームズ物語の実写化には欠かせないとある俳優の登場もあり、一作目『霧の殺人鬼』よりも実在・非実在を問わず様々な人物が登場し、バラエティ豊かな印象を与えます。
物語としては(個人的にはですが)前作よりも終盤の展開や犯人に意外性があり、楽しめました。ただし終盤で最後のヒントとして出てくるとある単語にピンとくる人にとっては(犯人が誰かという問題は別として)「あああの組織が絡んでくるんだろうな」ということが早々に分かってしまう展開なので、そのあたりの感じ方は人それぞれだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ようやく古本で入手!
正典では、レストレイド警部はいつもホームズの手を借りて手柄を立てていますが、それはワトスンの捏造の物語で、むしろ本当はレストレイドのほうが有能な刑事だった…という設定のシリーズ2作目です。
事故と思われる老人の死を解決したが、次々と起きる老人の不審死を調べるうち、被害者にはある共通点があることに気付き…。
極秘の潜入捜査をしたり、何者かの陰謀でお尋ね者の身になったり、面白かったです。
ちょっとハードボイルドなイメージで読み進めてしまい、あっ、ヤードの警部だっけ…、と途中で脳内イメージを英国風に訂正しなくてはならなかったですが。
斎藤数衛の作品
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