殺人のH (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 4-8)

  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150763589

感想・レビュー・書評

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  • 想像以上に面白かった。

    この作品、確か高校生の時に読んだんだと思うんだけど、
    ・・・このシリーズ自体が、高校生には早かったのかも(笑。
    読んだ筈なのに、全く覚えてない(笑。

    大学時代から好きな本をなかなか読まなくなって、
    社会人になってしばらくの間、まったく本を読む時間がとれなくなって、
    このシリーズ、そろそろリタイアしたはず。
    次号あたりから読んでない気がするんだよなー。
    楽しみです。

  • 特殊な依頼例です。
    まさかキンジーがああなるとはねぇ。
    特殊例ゆえ、今回は読みやすいはず。
    犯人に関してはまんまを疑ってください。
    というかすでに出てますけどね。

    注目はそんな状況下での
    情報収集作業。
    またダブルの危険なのに関わらず
    さっと逃げてしまうキンジーの
    鮮やかさ。

    プロだねぇ。

  • 探偵キンジー8作目。

    ちょっと毛色が変わっていた。
    親しくしていた保険会社の社員が殺されたが、
    それを調べていた訳ではなく、
    いつも通りの保険調査をしていたはずなのに、
    恋愛沙汰に巻き込まれ、潜入捜査を頼まれ、
    危険な男に囚われることに。

    美女に付きまとう保険金詐欺集団のボスが強烈で、
    キンジーの昔の男友達も重要な存在なのに
    かすんでしまうくらい。
    そのボスが頭が良くないからと身近に置いていた男が
    刑事だったとは全く想像していなかった。

    最後に保険会社をクビになってしまったキンジー、
    今後はどうなるのか。

  • 今回は囮捜査。毎回のことながら、悪役がほんとに憎たらしくて最後にギャフンでスッキリ☆なんだけど、今回はちょっとは完全燃焼。やっつけ感が足りないなと個人的には思います。あの人が実はもう1人の潜入捜査官じゃないか⁇とは思ってたんですが。テートの性格も、ビビアンナの奔放さも好きにはなれなかった。でもやっぱり好きなシリーズ☆早く家に帰ってのんびりしてほしい☆

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