殺害者のK (ハヤカワ・ミステリ文庫)

制作 : Sue Grafton  嵯峨 静江 
  • 早川書房
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本棚登録 : 58
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150763619

感想・レビュー・書評

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  • 今作はあんまりキンジーのシニカル面が出てこなかった気がします。すっかり夜型になって、夜中に聞き込みやら電話やらしててちょっと違和感。犯人はやっぱり最後までわからなかった、全く違う人を考えてました。刑事のチーニーかとf^_^;それにしても被害者の姉、嫌なやつだった!性格悪くて不細工、世間知らず…ダメだな。とはいえ、強気なキンジーが大好きです☆シリーズ読み進めます☆

  • 珍しく調査が淡々と進み、キンジーも大怪我しないという展開。
    まあ毎回怪我する必要も無いしね...。

    あらすじとしてはほんの背表紙に出てきたとおりだったけど、キンジーの身に迫る卑劣な罠っていうのが何なのか今ひとつ何かわからなかった。
    シリーズを飛び飛びで読んでいるのでいとこがどう絡むのかもよくわからなかったし。

    後書きでも触れられていたけど、『幸せな家庭生活』の呪縛みたいなものから自由になった存在がキンジーなのだと思う。キンジーもいろいろ大変なことはあるけれど、自由の代償みたいなものなのか。そこを含めてあこがれる。
    高級娼婦の妹に対する姉二人の態度がいかにもそうなるだろうという感じでとても興味深かった。家族や兄弟姉妹の関係が美しいばかりじゃないのを、ちゃんと描いているところが、毎回毎回溜飲が下がる。
    胡散臭い美談が無いからいいなと思う。
    でも、人との触れ合いはちゃんとあるというか...。

    ローナの生活と人生に対して、それぞれが異なった見方をしている。
    危険に対するジャンキーだったという人、しっかり者だったという人、身勝手だったという人。
    いろいろいう人はいるけれど、誰もローナの人生に責任を持つわけではなかった。それはローナ自身もよくわかっていたように思える。
    他人にどう思われようと自分が信じたように行動するローナも、
    キンジーと同じくらい魅力的だ。

    いつもながら出てくる人の容貌やしぐさ、着ているものや行動がいかにもアメリカっぽくて、おもしろい。どんな人達をモデルにしているのかな。

  • 悪くはないのだけれども、
    盛り上がりには欠ける作品。
    最後のお楽しみ(?)の格闘の場面も
    やけにあっさりで中途半端に終わっています。

    珍しく新たな真実が出ても
    静かなまんま。
    それと割としつこいキンジーが
    受け入れられちゃってますし。

    らしくない作品ですね。
    落ち着いては読めるのですが。

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