縛り首のN (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 4-14)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150763640

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  • 探偵キンジー14作目。

    冒頭、前作で舞い戻ってきたディーツの手術のために、
    彼のコンドミニアムでお世話などしていたので、
    どういう関係になるかと思っていたら、
    あっさり、というか、あえて離れていた。

    そのディーツへ昔の依頼者からの仕事、
    夫である亡くなった刑事の生前の悩みを調べに
    湖のそばの小さな町へ向かう。
    たまにこういう出張探偵をしているが、
    地元を離れている時の事件は怖い。
    案の定、泊まっているキャビンで襲われてしまう。

    途中ででてきた、
    亡くなった刑事のまじめな性格を説明をするエピソードが、
    何か伏線なんだろうなと思っていたら、
    その銃の暴発を装った殺人が、
    最後に犯人のさらなる犯罪を暴いていたのが面白かった。

    それと、文中に出てきた、日本の「法医学全書」が実在するのか気になる。

  • NからRまでは手元にある。Aから読み返したい。

  • 1998年発表
    原題:"N" is for Noose

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