- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150772031
感想・レビュー・書評
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猫はソファをかじる (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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シリーズ二作目。猫も魅力的だけども主人公のクィラランをはじめとした人間たちも十分魅力的。肝心の事件の謎は割とあっさり解決してしまうのはこのシリーズの持ち味なのかもしれない。
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猫が探偵役だというと、日本人はどうしても「三毛猫ホームズ」シリーズを思い出してしまうのではないかと思う。比較をするなら、こちらのシリーズは全体として猫の役割が擬人化されていない感じがする。確かに、猫が探偵役というのはコミュニケーションの部分で難しいわけで、なんというか、猫がどうやって人間を操るか、何かを伝えるかってあたりが問題になる。「三毛猫ホームズ」の場合は、まさに「伝える」って感じがするんだけど、こちらは「暗示する」って感じがする。どっちにしろ、ある程度ファンタジーなんだけど、こっちのシリーズの方が現実的である。
で、この作品としておもしろいかと言えば、なかなかおもしろかった。インテリアデザインという世界を新聞記者が取材するって設定が興味深いのだろう。猫が探偵じゃなく、素直に新聞記者が探偵役でもおもしろく読めたと思うのだ。そういう点では、もうひとつしっくり来ないような気持ちもしてしまった。
2009/7/5 -
持ってる
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メス猫ヤムヤム登場。シャム猫ココシリーズ2作目。
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シャム猫ココ・シリーズ。ココはクィルと暮らすようになったけど、一匹で1日中家にいるので精神的に落ち着かなくなってソファをかじるようになり、困ったクィルが2匹目のシャム猫を入手する話。皆猫がこんなに分かりやすかったらいいのに。 【2006年5月読了】
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花形事件記者が何の因果で美術記事など書くはめになったのか。しかも今度はインテリア雑誌の編集ときた。誌名は、優雅なる住居!これではますますジャナリスト仲間の笑い者だ。だが、新聞記者クィラランのやるせない気分に追い討ちをかける事件が起きた。
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あぁ、しょーじくんとおんなじ。ウールを食べるココ。
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そして、今は孤独なんです。