猫は七面鳥とおしゃべりする (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 9-28)

  • 早川書房
3.33
  • (6)
  • (6)
  • (16)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 91
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150772284

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 猫は七面鳥とおしゃべりする (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • シャム猫ココシリーズ

    シャム猫ココシリーズ。
    文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。

    主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受けた人間です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係が面白い。
    猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているようだ。

    クラレンスを登場人物に掲載していない理由はなんでしょう。

    新しい書店の起工式と、七面鳥の呼子。
    リッシュとラッシュ。
    登場人物の奇妙さと、惜しげもなく人がなくなっていくのは、シリーズの一貫とした筋書き。

    シリーズを読んでいれば、一石であることがわかる。

  • クィルとシャム猫ココとヤムヤムシリーズ。既に何作目か数えるのも大変。作者の名前の分類からすると、28冊目。人口が3000人しかいないピカックス市なのに、こんなに頻繁に死亡事故や事件が起きていいのかと心配してしまうが、今回もピカックスに住んでいる祖母の屋敷を相続するためにやってきた女性が事故で死亡する。しかし、彼女が死ぬ前にクィルは彼女にココの出生を探るように依頼していた。興味のある方はどうぞ。【2007年3月2日読了】

  • 誕生してからもうすぐ150年を迎えようとするピカックスの町。平穏な日々の中、クィラランはのんびり新聞コラムを書き上げ、ガールフレンドと楽しいひとときを楽しんでいた。が、そんな時、森で三羽の怪鳥が出現した。そして、ココはドラゴンのような世にもおそろしい唸り声を発し、何かを訴える!それからまもなく男性の死体が発見され…かわいさにますます磨きがかかったシャム猫ココが、事件の真相を明らかにする。

  • ムース郡に住むコラムニスト・クィルと飼い猫ココが事件を解決するミステリ、のはずなんだけど。
    今回の殺人事件は本当におまけだった。ほとんど誰も事件に関わらないし。
    ただココがいつもの通り、人が殺されたときにそれを察して唸るだけ。殺人自体も本筋にはほとんど関係ないし。表題の七面鳥もそうだし。
    今回は本当にクィルとココとヤムヤムと、彼らの周囲の人たちの日常を書いた「ムース郡通信」を読んでいる様な気になってしまった。
    次回作以降への繋ぎなのかな?ページも少なかったし。

  • 誕生してからもうすぐ150年を迎えようとするピカックスの町。平穏な日々の中、クィラランは
    のんびり新聞コラムを書き上げ、ガールフレンドと楽しいひとときを楽しんでいた。が、
    そんな時、森で三羽の怪鳥が出現した。そして、ココはドラゴンのような世にもおそろしい
    唸り声を発し、何かを訴える!それからまもなく男性の死体が発見され…かわいさにますます
    磨きがかかったシャム猫ココが、事件の真相を明らかにする。

  • シャム猫ココシリーズ、第26弾。色んなイベントが重なり忙しい夏を過ごすクィラランだが、ココはいつもの「死の咆哮」の唸り声。結局殺人事件に関わる羽目に。いつものパターンだけれど、いつまでも続いて欲しいシリーズ。

全7件中 1 - 7件を表示

リリアン・J.ブラウンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×