ニコラス・クインの静かな世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫 テ 4-3)
- 早川書房 (1990年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150775537
感想・レビュー・書評
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難聴のニコラスクインが殺された。海外学力検定試験委員会に選ばれた無害な彼はなぜ殺されたのか?
モース主任警部のアクロバティックな推理?が炸裂する!!
期待通りの仮説と推理の繰り返しで大満足。事件の肝が不正絡みか恋愛か動機は釈然とせず。被害者も含めた登場人物の行動の時刻がいまいちわからない。モースとやきもきしながら推理の妄想を楽しみました。
ある程度構えてしまったため、前作ほどのカタルシスはなかったものの、モースが閃くたびに、私も目がキラキラしてしまいました。
モースの天才と紙一重な探偵っぷりがほんとたまらない。
「極度の難聴」この事実が見事に最後のピースになっていることが本当に憎い!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハヤカワ・ポケットミステリーの方で読んだ。
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今までのモース警部シリーズでは一番面白かったかなぁ。
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聴覚障害を持つニコラス・クインが殺された。
彼の勤務先は海外学力検定試験委員会。
英語を母国語としない国での英語の学力試験を行う機関(?)らしい。TOEICとかTOEFLみたいなモノかな?
最後まで読んで面白かったんですが、よくよく思い返すと、捕まったの誰だったけ?みたいな。
あの人結局関係あったの?なかったの?みたいな、少々モヤっとするとこもあり。
そして、解説読んで、もうこのシリーズ読まなくていいやと思ってしまいました。評論家の瀬戸川と言う人、最悪の解説じゃないですかね。 -
難聴という障害をもつクイン氏がなぜ殺されてしまったのか・・・相変わらずモース警部の推理爆弾(!?)炸裂中。
表紙がこのシリーズ綺麗で次々と楽しみなのですが、この本は出ない? -
評価★★★としたが★★★-。
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少し退屈な感がありました
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相変わらずふらふらした推理で、慣れてきた読者としては、どうせ間違ってるんでしょとさらっと読んでしまう。読唇術のネタは面白い。