- Amazon.co.jp ・本 (590ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150775643
作品紹介・あらすじ
病気療養中のモース主任警部のもとを上司のストレンジ主任警視が訪れ、一年前に起きた未解決事件の捜査を依頼してきた。問題の事件-看護婦が寝室で手錠をかけられ、全裸死体で発見された事件は、容疑者もないまま迷宮入りと思われていた。が、最近になり、匿名の情報提供があったというのだ。引退を決意していたモースが最後の難事件に果敢に挑むが…ミステリ界に偉大な足跡を印す本格シリーズの最高峰、堂々完結。
感想・レビュー・書評
-
場面の展開頻度が非常に多くて、初めの200頁位迄はなかなか全体像が掴めないまま。
ある程度全体像がつかめてからは、何となく先が見えそうな、そうでないような。敢えて隠し球を先読みせずにいるのも悪くないかなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モース警部シリーズの最終話。初期の『ウッドストック行最終バス』や『ジェリコ街の女』のようなモース警部の推理→再構築→新しい推理のスピード感はないが、モース、ルイス、ストレンジの主要登場人物の人間味が際立つまさに『名探偵退場』の一冊。
初めて読むならやはり最初の『ウッドストック行最終バス』から読むのがお勧め。 -
長編13冊終了。
この日が来るのが待ち遠しかった。
でも今はさびしい。モース警部終わってしまった・・・
13冊読むと泣くよって言われて意味わかりました。
ウッドストックからこの期間、他の皆さんは何年もかけたので、
数週間で読み終えてしまったのはもったいないっていうか申し訳ない。ごめんなさいm(__)m
でもだからこそ、打ち寄せる波が大きければ引く波がもっと大きいように引きずられ乱され連れて行かれそうになります。
モース警部、ありがとうさようなら。 -
知性と感情について、深く考えました・・・