死の演出者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (1993年1月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784150784027

感想・レビュー・書評

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  • あなたの料金を聞かせて。暇を持て余すわたしに、ひさしぶりに依頼が舞いこんだ。殺人罪に問われた娘婚を助けてほしいという。母親の横柄な態度にはうんざりしたが、夫の無実をひたむきに信じるその娘に心をうたれ、わたしは調査を始めた。だが、関係者の証言は夫の立場に不利に働き、やがてわたし自身も事件の裏に潜む陰謀の渦中に。探偵サムスンの宴黙な知性が醜怪な人間性を暴きだす、人気シリーズ第二弾。改訳決定版。

    29年ぶりに再読。すっかり内容を忘れていたが、リューインのユーモアあふれる筆致と結末までの展開を楽しむ。

  • 殺人罪に問われた婿を心配する娘のために、と母親から調査を依頼されたサムスン。横柄な母親の態度にイライラしつつ、夫を信じる娘の心にうたれ依頼を受けたところ、単純な事件ではないことがわかり……シリーズ二作目。→

    「A型の女」に続くアルバート・サムスンシリーズ2作目。前作の関係者がちらっと話に出るのが楽しい。
    今作は銃殺事件を起こしてしまった夫の無実を信じる妻が依頼者。実際に発砲はしているので日本人の感覚だとアウトな気がするけど、銃社会アメリカだと動機?によっては無罪にできるのかな?→
    今作もまぁまぁ「クソ」みたいな大人がたくさん出てくるんだけど、彼らに対し、時には正義で、時にはハッタリでやり合うサムスンが楽しい。

    あと、私もモナ・ポールが好きだ。こういう人物を出すリューインが好き。



    以下、リアルタイムツイート

    大胆なトリックと重厚なストーリーだった水晶のピラミッドも最高だったけど、アルバートサムスンもいいよなぁ、と思いながらリューイン読んでる。
    サムスンのシリーズはサムスンの1日を眺めている楽しさがある。いいやつなんだよなぁ。

    あと、やたらコーヒー飲みたくなる。
    (死の演出者、読書中)

    サムスン……そうなんだよね。サムスンの事件のラストはこういう気持ちになるんだよ……。
    人間の善と悪、愚かさ、利己的……でもその中に見える優しさや思いやりに、その中に見えるからこそキラキラ輝いているんだよなぁ。

    いいわぁ。こう、五臓六腑に染み渡る感じ。
    (死の演出者、読了した)

    サムスンのシリーズを読むと宮部みゆきさんの初期のミステリを読みたくなる。
    宮部さんとリューイン、共に子供に対する眼差しが優しいんだよね。好きだなぁ。

  • 柔らかいハードボイルド、ゆったり読めます。

  • アルバート・サムスンシリーズの第2作目。

    いつもサムスンは依頼人がなくて暇を持て余しているような感じがするが、今回も彼は暇でしょうがない状態である。
    そんな折、殺人罪に問われ留置所に入れられている娘婿を助けてほしいという依頼が舞い込んでくる。

    ベトナム戦争から帰還した娘婿が、ある警備会社で警備員として働き始めた。彼は警備を依頼している男をたずねてやってきた私立探偵を、警備会社から与えられていた銃で撃ち殺してしまう。
    殺人罪で逮捕された彼は「わたしは依頼人に、「あいつを殺せ」と言われたから殺したのだ」と主張する。

    その妻はひたむきに彼の無罪を信じ、彼のことをサムスンに話す。妻の姿に心打たれてサムスンは捜査を開始するが、殺された私立探偵・警備会社社長・警備されていた男であるオークション会社社長の3人の関係を洗い出すうちに…。

    本当にそうやって人を殺せるのかといった疑問は沸くが、当時アメリカでベトナム戦争帰還者がいろいろと問題になっていたことがよくわかる。そんな物語。

  • マイクルZリューイン月間が続いている。

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