探偵家族 (ハヤカワ・ミステリ文庫 リ 2-12)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150784126

感想・レビュー・書評

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  • マリーのイージー・ジョブのオチが好き。確かにボロい。
    はっ!

  •  探偵業を営む家族の話。おじいちゃんおばあちゃんから男女二人の孫まで、家族全員が探偵である。だから、夕食の席で捜査についての打ち合わせや複数の推理が行われたりして、なんとなくほのぼのとしたいい雰囲気である。

     家族それぞれが個性的で、事件とは別に、そういった家族の悩みとかちょっとしたトラブルのようなものが物語を彩っているのも面白かった。事件自体は、ほんの些細な出来事が犯罪を掘り起こす、といったタイプで、それもなかなか雰囲気に合っている。

     ただし、家族だけでも7人の登場人物が動き回るわけで、いくらそれぞれが個性的であるといっても、半分くらい読むまでは、登場人物一覧を何度もめくりながらの読書になってしまった。そのあたりがちょっと残念だったのである。

  • マイケル・Z・リューインのミステリー、といっても何ともほのぼのしているルンギ探偵一家の物語。
    ルンギ探偵事務所は、親子三世代が関わっていて、ある日持ち込まれたのは、“台所洗剤の置き場が変”だったという主婦からのものだったが…。
    大家族が集い、またそれぞれの行動が交錯しながら、わいわいがやがやと展開していくプロット、
    やがて事件は思わぬ様相を呈しつつ、家族メンバーの個性が発揮されているうちに、結局解決へとつながっていく…という何ともユーモラスで和気藹々としたルンギ一家が魅力のストーリー。
    なかなか愉しい一冊です。

  • 親子三代に渡る名探偵一家が運営する探偵事務所。近所の主婦からの奇妙な依頼に家庭内のひと悶着も混ぜ込んで、てんやわんやの大騒ぎ(というほどのこともないが)
    みんなで楽しめる家族団らんミステリ、との
    売り文句はまああたっていなくもないかも。
    なによりこう、話があまり深刻でないとこが
    気が楽な感じ。小一時間あれば読めそうなのでそこそこお勧め。

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