氷の眠り (ミステリアス・プレス文庫)

  • ミステリアスプレス (1993年2月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784151000607

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

アラスカの氷河を舞台に、30年前に遭難した骨が発見されるというミステリアスな展開が繰り広げられます。スケルトン探偵がその骨の持ち主が他殺であることに気づく過程は、緊張感と興味を引き立てます。感想では、...

感想・レビュー・書評

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  • ミステリ。ギデオン・オリヴァー・シリーズ5作目。
    今回の舞台はアラスカの氷河。
    犯人どころか被害者が誰かわからないという点が特徴か。
    ひとつの情報をきっかけに、一気に事件が解決するカタルシスが魅力的。

    ここからネタバレ。
    今作の個人的ポイントは、ギデオンの鑑定が間違っていたこと。
    探偵の推理が上手くいかないミステリというと、アントニイ・バークリーやコリン・デクスターが思い浮かぶ。
    毎回上手くいくわけではない、というリアルさがとても好き。
    ギデオンの鑑定が間違っていることに関する伏線がしっかり張られているのも良い。
    独自に犯人に辿りついていたジョン・ロウも優秀。
    かなり自分好みの一冊

  • アラスカが舞台。氷河から30年前に遭難したとされる骨が見つかる。
    嫁の研修にくっついてきたスケルトン探偵は、その骨の持ち主が他殺だということに気づく。

    終盤ちょっと飛ばし気味でしたが安定の面白さ。

  • ギデオン、アラスカの氷河へ。
    大好きなジョン・ロウが出てきて嬉しい。彼かエイブ、どちらかはいつも出てきてほしいんだよな。あ、エイブはもう無理だけど……(涙)
    アラスカの氷河に行く前に読んでおけば良かった本。ギデオンシリーズ、ほかにもこういう本があったよ自分。

  • スケルトン探偵ギデオン・オリヴァーシリーズもこれで6作目。時系列に今までの舞台を書くと(未訳の第1作目は除いて)、アメリカの森林公園、イギリスの断崖、モン・サン・ミシェルの干潟、メキシコの古代遺跡となり、本作での舞台はアラスカの氷河である。暑い所からまたかなり涼しい、いや極寒の地へ行ったものである。
    で、もう書かなくてもお分かりかと思うが、今回は氷河から骨が出てくるという趣向。そしてたまたま居合わせたギデオンに鑑定の依頼が舞い込んできて、その骨の正体がまたそこに居合わせた連中には曰くつきのものだった・・・ともう今までの感想をコピペしているような粗筋である。

    今回は骨の鑑定よりもジュリーによって説明される氷河の成り立ちに関する知識の方が面白かった。いやあ、本当にこのシリーズはためになると思う。実はこのような薀蓄話は作者自身意識して挿入しているとのこと。本を読んで新しい知識が得られることほど楽しい事はなく、それを創作のときには常に頭に入れているらしい。

    さてアラスカの氷河というよほど用事がないとまず旅行では行かないだろうというところにたまたま居合わすというのがすごいと思うが、この無理な設定を愛妻であり、パークレンジャーであるジュリーの研修旅行に同伴するということでハードルを越えていく。後のシリーズもかなり特異なところに行くが、その導入部はギデオンが大学教授であり骨鑑定家であること、ジュリーがパークレンジャーであることと、2人とも特殊な職業に付いていることからそこに居合わせることになっており、ギデオンの研究所に依頼人が来て骨の鑑定を依頼する、なんてことは一切無い。よく考えるとシリーズ探偵物がまず依頼人ありきというフォーマットで語られるのに対し、常にギデオンはたまたま現地に居合わせて巻き込まれてしまうパターンである。これはよく考えるとすごいことだ。前にも述べたがこれは正に『水戸黄門』パターンである。エルキンズは『水戸黄門』を観たことがあるのだろうか。

    さて今回もギデオン、ジュリー、ジョン3人のやり取りが非常に面白く、特にジョンはハワイ生まれなのに暑さが苦手というのが面白い。さらにFBI捜査官「らしくなさ」にも拍車が掛かってきている。こういうキャラクター設定の妙味がこのシリーズの醍醐味の1つといえる。
    ミステリとして総体的に評価した場合、突き抜けることがないため、水準作となってしまうが、それを補って余りある面白さがこのシリーズにはある。でも続けて読むとやはり飽きてしまうな。半年、いや1年に1回の再会を楽しむように読むのが本書の正しい読み方だろう。

  • スケルトン探偵

  • 続けてシリーズ読んで若干食傷気味。

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