愛されない子 上 絶望したある生徒の物語 (トリイ・ヘイデン文庫)

  • 早川書房 (2005年9月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784151102066

感想・レビュー・書評

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  •  今回のタイトルの「愛されない子」は誰のことだろうか?
     おそらく、彼女である。
     子供時代に愛されず、大人になっているというのに、心は大人になれていない彼女。それがタイトルの「愛されない子」なのだろう。

     なんつーか、下手すると一番人気の出る作品なのかもしれないね。

  • 中学生か、小学生だったか、
    トリイの「シーラという子」を読んで衝撃を受けた。


    それから6年以上の月日が経って、
    トリイの本ともう一度出合うことが出来た。

    電車の中で読みながら、
    一喜一憂するのであった。

    教育とは何か、
    人とコミュニケーションをとるとは何か、
    生きることの多様性を目の当たりにする。

    何年経っても、
    読みながら胸が締め付けられる想いは同じ。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    結婚するためウェールズへ旅立つまでの短い間、トリイは障害児教室の代理教員を引き受ける。そこには、いつもトリイを魅了してやまない、障害を抱えてなお生きる勇気にあふれた子どもたちの姿があった。クラス作りに没頭するトリイは、たちまち人手不足に悩まされる。そんな時に助手をかってでたのは、生徒の母親であるラドブルックだった。高慢で人をよせつけない彼女がなぜ?トリイの奮闘に心うたれる、感動のノンフィクション。

  • 初めて読んだトリイ・ヘイデンの本。
    ラドブルックを追いかけて読んでほしい。
    彼女が自暴自棄だったのからだんだんと道を見つけていって、女性は特に共感を持たれるのではないかと思う。

  • トリイヘイデンの本を読み始めて6冊目だが、一番好きかもしれない。
    今までのは子供が主人公だけど、これは同時に大人も主人公。私も「大人」として世界に入ってしまった。
    だからかな。

  • 分類=子ども・へイデン。05年9月(98年10月初出を2分冊化)。(参考)トリイ・へイデン公式HP→http://www.torey-hayden.com/japan/defaultj.htm

  • 感動。ドキドキ感。爽快感。
    読み休める瞬間を探すのが難しい一品。

  • それぞれ違う障害を持った子供達の先生になるトリイ
    段々と子供達の障害の原因がわかる

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