愛されない子 (下) (ハヤカワ文庫 7)

  • 早川書房 (2005年9月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784151102073

感想・レビュー・書評

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  •  彼女が魅力的過ぎて怖い。
     そして彼女が不安定であるから魅力的だ、という彼に同意しそうになる自分も怖い………。幸せとは周りが決めることではなくて、当人の決めることなんでしょうねぇ。

     ラストは脳内で壮大なエンディングロールを流してくれた。すごい。

  • 上巻にも勝るペースで読み終えた。


    フィクションではない、
    ノンフィクションであること。
    このような日常がかつて実在してたこと。
    現実の物語だということ。


    ラドブルックの気持ちが痛いほど伝わった。


    誰かに助けてほしい、
    コントロールできなくなったときに、
    誰かそばにいてほしい。

    30歳をすぎて、
    そんな自分を誰かに表現することが出来た彼女は、
    ステキだと思う。



    自分と向き合うことをやめなければ、
    人は、変われる。
    そんなメッセージをもらった気がする。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ラドブルックは、飲酒や対人関係の悩みを抱えながらも、クラスに欠かせない存在になっていく。とくに孤児シェモーナとのきずなは、彼女の無言症に光明を投げかけた。一方、断酒の努力は難行したが、トリイや子どもたちとのふれ合いの中で、過去の辛い体験と向き合えるようになっていく。やがて来る別れを前に、子どもたちもラドブルックも、それぞれの道を歩み出そうとしていた。爽やかな結末に勇気づけられる、ノンフィクション大作。

  • 分類=子ども・へイデン。05年9月(98年10月初出を2分冊化)。(参考)トリイ・へイデン公式HP→http://www.torey-hayden.com/japan/defaultj.htm

  • 上下巻通して納得の1冊。たくましい生き方と子どもへの愛情が詰まった感動本だね。好きです。

  • ボランティアで教室を手伝い始めたラド
    彼女にも障害が・・・
    それを少しずつ克服していく

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