すべての美しい馬 (ハヤカワepi文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 416
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (499ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200045

作品紹介・あらすじ

1949年。祖父が死に、愛する牧場が人手に渡ることを知った16歳のジョン・グレイディ・コールは、自分の人生を選びとるために親友ロリンズと愛馬とともにメキシコへ越境した。この荒々しい土地でなら、牧場で馬とともに生きていくことができると考えたのだ。途中で年下の少年を一人、道連れに加え、三人は予想だにしない運命の渦中へと踏みこんでいく。至高の恋と苛烈な暴力を鮮烈に描き出す永遠のアメリカ青春小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 原題は『All the Pretty Horses』(1992年)。魅惑的なタイトルで、全米図書賞をはじめ複数の賞を受賞。その後の『越境』『平原の町』と合わせて「国境三部作」と呼ばれる一連の壮大な物語となっている。

    ***
    舞台は1950年代、アメリカ・テキサス州と国境を接するメキシコ。牧場主の祖父が他界したことから事態は一変する。幼いころから馬に親しんできたジョン・グレイディ・コールの願いもむなしく、疎遠だった相続人の母親はその広大な牧場を油田会社に売却する。故郷を失った16歳のジョン・グレイディは、親友レイシー・ロリンズとともに愛馬で国境を越え、生きる道を求めてメキシコへ旅立つ。

    父(父性)の不在、出立、イニシエーション(通過儀礼)、美姫の出現、自立という、いわば神話や古典的英雄物語の形式を踏襲している。そのためストーリー性に富みながら、予測可能な安定感やある種の安心感のようなものがある。が、西部劇を彷彿とさせる予測不可能なストーリーやユーモアあふれたカウボーイ風ホラ話も組み込まれているため、物語は一気に華やぎ躍動する。リアルなカウボーイの「技」は未知への驚きと好奇心をそそり、荒ぶる自然、馬の描写はとりわけ美しく神秘的、ときにはなまめかしく妖艶でさえある。

    「……馬という生き物は全体でひとつの魂を共有しており一頭一頭の生命はすべての馬たちをもとにしていずれ死すべきものとして作られる」

    コーマック・マッカーシー(1933年~アメリカ)の文体は独特で素晴らしい。情景描写は微に入り細を穿つような細かさなのに、それらがくどくなる一歩手前でさっと引く! この天性の脳内リズムが繊細にはたらいているのだ。不思議なことに、主人公らの髪や顔かたち、体形や服装といった描写はほとんどない。あるのは彼らが携行している銃やナイフや旅のちょっとした装備品。この物たちをとおして間接的に心情の描写までやってのけるスゴ技~! そうやってジョンとレイシーは平面世界から立ちあがり、颯爽と馬にまたがって立体世界を疾駆する。しかも話が進むにつれて、ところどころほぼ句読点なしで突っ走る。驚かないで、たとえばこんな感じで……笑

    「その夜ジョン・グレイディは高地の平原にいる馬たちの夢を見たがそこには春の雨に誘われて若草と野生の花が萌いで草原は目の届くかぎり青と黄に色どられその夢のなかで彼は駆けまわる馬たちに混じりその夢のなかで彼自身も馬とともに走り、彼が若い牝馬や仔馬を追うと豊かな鹿毛色や栗色が陽に輝き仔馬は母馬と並んで走り花を踏み散らして陽光のなかに金粉のような花粉の靄を漂わせ、彼と馬たちが高い地卓(メサ)を駆けると大地に蹄の音が響きわたり彼らは流れ向きを変え走り馬たちのたてがみと尾は泡のように体から吹き流れ高地には彼ら以外にはなにも存在しないかのようで彼らはみな自分たちのあいだからひとつの音楽が沸き起こったというようにひとつの響きとなり牝馬も仔馬も恐れをしらず彼らがそのなかで駆け回るひとつの響きは世界そのものであり言葉で言い表す術はなくただ礼賛するほかないものだった」

    ……まさしくただ礼賛するほかない。わたしのレビューなどはすぐさま終わりにしたい(泣)。

    ジョンの夢が幻想的な空間で文字どおり走馬灯のように流れていく。句読点を排することで見事に表現されているが、普通の人がこんなことをやったら、おそらくとんでもないことになるだろう。また音とリズムと漢字とひらがなを美しく組み合わせ、この部分はさらりと読ませる訳者にも脱帽……すごい。

    <まだこの世界に人間が生きていく意味はあるのか?>

    哀しい命題をひっさげた16歳のジョン・グレイディ。タフでクールなナイスガイは読者にとって愛すべきキャラクターだ。そんな彼が旅のさなかに驚くべき世界を見せてくれる。内面描写を排したハードボイルドな筆致、徹底したリアリズム、そこへ幻想的な描写や思索的描写が違和感なく溶け込んでいるのは神秘的でさえある。また人間にはまるで関心のない宇宙(自然・摂理)と不条理な人間社会、そして運命の波間で翻弄される砂粒のような人間……さながらギリシャ悲劇のような器量の大きさも魅力的だ。

    地図上に人間が得手勝手に引いた国と国を分かつ線、物質世界の一見豊かなアメリカと国境を接したメキシコの貧窮、血なまぐさいメキシコの歴史、資本をもつ欧米白人やメキシコ人に土地を奪われた先住民族、失われていく動物や自然、小突かれながら辺境へと追いやられる少数部族の人々……。

    なんとこれは30年後の世界のいま・ここにもあてはまるどころか、人々にくすぶる憎悪・分断・暴力紛争、気候変動、貧困や疫病で、先の命題はますます先鋭化されていくかもしれない。だからこそ諦めず想いを巡らせるために触れていたい。わたしの好きな良き作品はつねに何かしらひどく切実でユーモアも携えている。読み返しを迫られるような真剣さ、そして豊かでパワフルな本たち。
    ジョン・グレイディ、近いうちまた会おう♪(2020.8.24)

    • nejidonさん
      アテナイエさん、こんにちは(^^♪
      なかなか悩ましい文体ですね・笑
      刑務所の中でこれを読んだ人たちに拍手を送りたいです。
      私は映画の方...
      アテナイエさん、こんにちは(^^♪
      なかなか悩ましい文体ですね・笑
      刑務所の中でこれを読んだ人たちに拍手を送りたいです。
      私は映画の方が先だったのですが、主演男優さんが非常にカッコ良く見えました。
      さほど好きでもなかったはずなのに、役どころが良かったのでしょうか。
      爽やかな青春を演じていましたよ。
      映画の後から原作を読むことにはなんの躊躇もないのですが、このテキストは・・迷います((+_+))
      ただテーマには非常に惹かれます。
      私は、ジョン・グレイディ待っていたまえ、ですかね。←偉そう。

      2020/08/30
    • アテナイエさん
      こんにちはnejidonさん、レビューをお読みいただきありがとうございます(^^♪

      先日の佐藤史緒さんとの「豚汁」対決は、まことに愉快...
      こんにちはnejidonさん、レビューをお読みいただきありがとうございます(^^♪

      先日の佐藤史緒さんとの「豚汁」対決は、まことに愉快でした。里芋もジャガイモも美味しいので私はどちらも使います(→たまたま台所で、自分を食べて~と騒いでいるイモたちから使います…笑)。

      そうですね……マッカーシのこちらに掲載した文章は少し迷いました。というのも、それだけを抽出すると悩ましい文体に見えるのですが、話の流れのなかでながめると美しい。というのも霧のような夢の描写なので、踏ん張って読むところではなく、さらさら~と霧消するように流すところだと個人的には思います(笑)。一つの作品中でも読み方を変えていく度合いが大きい作家だと感じました。

      たしかにマッカーシの文体はちょっと苦手だ、という方もたくさんいますし、逆に大好きだという方もいてオモシロい作家です。直接の内面描写はまったくないにもかかわらず、情景描写から内面心理がわかる豊かな表現と文体が私にはとても魅力です。

      そういえば先日初めて『すべての美しい馬』の映画を観ました。やはりオリジナル作品には及びませんでした。でも映像になると、言われるとおり青春と自然の情景がよかった。あんな情景は日本にはちょっとないですし。

      先のカナダの刑務所読書会の本も拝読しました。なかなか興味深いものでした。マッカーシ作品では、『すべての美しい馬』と『ザ・ロード』が出ていました。後者の作品のほうが読みやすいと思います。
      おそらく核戦争後の壊滅した世界の中で、生き残った幼い息子とお父さんの過酷なロードストーリーになっていて面白い。この作品は父子の会話が秀逸で、このうえなく愛らしい、もしよければこちらをさきにお薦めします(すでに読まれていたら、どうぞご容赦ください♪)。
      いつも長くなって失礼します(笑)。

      2020/08/30
  • コーマック・マッカーシーの描く、国境3部作の第1作目。祖父が亡くなって、牧場が人手に渡ることとなってしまい、馬を愛する少年ジョン・グレイディ・コールは、相棒のレイシー・ロリンズとともにテキサスを出てメキシコへ向かう。

    マッカーシーの技巧的ながら硬質な文体が、貧困と血と暴力の光景の中で、自然とそこにすむ生き物たちの美しさ、人間存在の確かさと不可解さ、友情の輝き、恋の激しさ、そして悲しさを描き出す。

    原題は『All the Pretty Horses』。すべての馬が“Beautiful”でなく“Pretty”――強い印象を与えない好ましさ――であるのは、文中にあるように「馬という生き物は全体でひとつの魂を共有しており一頭一頭の生命はすべての馬たちをもとにしていずれ死すべきものとして作られ」るために「仮に一頭馬の魂を理解したならあらゆる馬を理解したことになる」という考え方のためかもしれないし、あるいは主人公が心から馬を愛しながらも、決して馬と同一化をはかったり神格化したりしない、孤独で高潔な魂の持ち主であるからかもしれない。

  • 冒頭、主人公ジョン・グレイディ・コールの見る、馬に乗るインディアンたちの幻影の美しさに、まず心をつかまれた。とにかく全篇の自然描写が鋭く、美しい。ことに馬に関しては、なまめかしいくらい。ハイウェイを走るトラックの描写で、ああ、これは現代の物語であったと思い出す程、主人公の立ち位置が西部開拓時代を思わせる。いっさいの心理描写を廃しているせいか、16歳という年齢を感じさせないジョンの独立不羈ぶりが際立つが、時折挿まれるメキシコの子どもたちとのやりとりからは、彼のナイーブさが感じられる。特に、物語後半、牧場主の娘に会いに行く時に出会った貧しい子どもたちの一団に、メキシコに来てから自分の身に起こったことを話して聞かせ、牧童と牧場主の娘が結婚するにはどうすればいいか、子どもたちが心から心配してあれこれアドバイスを与えようとするシーンには、心和まされる。このような善意と悪徳とが混在するような(筆者が描くところの)メキシコの複雑さも興味深かった。
    ――All the Pretty Horses by Cormac McCarthy

  • なんともクールな文体、半分近くまでなかなか馴染めず苦痛であった。諦めかけた辺りから徐々に情景が開けてくる。一旦絡まった紐が解ければこれまで退屈に読み進めてきた文章が豊かに美しく甦る。居場所を求めて文明国アメリカからメキシコへと越境する少年の寂寥、愛馬との魂の触れ合い、身分違いの恋愛と挫折、流れる血と暴力…それらを包み込むメキシコの茫漠たる原野の移ろう表情とが一体となり底知れぬ豊穣が湧出する。それは嘗て喪失した豊穣であり、それでもまた何かを求めて流離いゆく馬上の少年の後ろ姿に孤高の美しさと痛みを引き摺る。

  • アメリカ人にとってメキシコはいつでも夢の場所なんだろうか。ケルアックが目指した喧騒とは異なる、忘れられた南部の夢を求めて主人公たちは国境を越える。しかし、そこにはやはり熱狂があり、喧騒があるのだ。ボロの30年型フォードよりもよっぽど頑張り屋の馬が伴侶となるが。隣人たちは、彼等をまるではるか彼方、1万光年を旅した宇宙飛行士のように崇める。しかし、そこはやはり彼等のいる場所ではないのだ。

  • なんだろう、これ、この感じ。
    物語としては先に読んだ「越境」のほうが好みだが
    読み進むスピードと、惹きこまれ具合は、コチラのほうが上。

    かぎ括弧の無い会話は、表向き交わされる記号の
    やり取りにしか過ぎないのだろうか。
    何かを求めて国境を越え、何もかも失って戻る。
    失いながらも得たものを背負って次の地平へ向かう。
    若き日のココロに現れる
    理想と現実、無限の希望と挫折、荒廃と再生
    運命に抗えない人間
    「平原の町」を読み終わるまで
    全ての姿は見えないのかもしれない。

  • 1949年、テキサスに住む16歳のジョン・グレイディ・コールの祖父が亡くなった。ジョンの両親は離婚していて、母親は祖父の牧場を継がないため愛する牧場は失われてしまう。そこで、ジョンは親友のレイシー・ロリンズとともに家を出る。二人は馬を追う生活を夢見、メキシコへ越境する。星の下尾根伝いの旅を続け、厄介者の少年ブレヴィンズと知り合いつつ、やがてとある牧場に調教師としてもぐりこむ。

    _________________

    風景描写が優れている。地の文は長めで読みにくいほどに修飾的だが、メキシコ~テキサスの大地の雄大さを幻想的に描写している。

    会話文では括弧を使わない主義らしい。誰の発言なのかたまにわからなくなった。

    主人公の馬に対する愛を強く感じさせる描写が多い。

    ロリンズとの友情というか、絆の強さが強すぎて感動する。友情の物語といっても良いと思う。刑務所で背中合わせに闘う、とか。会話もシンプルで大好き。

    ロリンズもグレイディもサバイバル技術すごすぎ。

    ロリンズは脇役感にあふれているが、逆にジョン・グレイディ・コールの主人公としての万能感がすごい。芯が通っている口数少ない男という感じでかっこいいとは思います。スペイン語が話せるのもかっこいい。

    ロリンズ、外につばを吐きすぎ。

    農民がみんな会釈したり挨拶してきたり、ご飯を食べさせてくれたり、泊めてくれたり優しい人たちが多いのは、主人公たちがアメリカ人だからなのだろうか。それとも田舎はやはり人が優しいということなのか。

    ブレヴィンズの言っていた「代々雷に呪われている」という話が気になる。ブレヴィンズは本当は頭がおかしかっただけなのだろうか。

    ジョン・グレイディ・コールが突然父が死んだことを悟ったのはいったいなぜだったのか。

    あとがきによると、続編があるんですね。映画もあるようだ。この小説は映像化向きだと思うし、読んだらメキシコの自然や馬、食べ物を見てみたくなる。

  • 情景描写やキャラクター描写からアメリカとメキシコの対比が見られた。
    保守的なロリンズと自分の感情の赴くままに行動するジョン・グレイディの2人の性格も対比的に描写され、先進的なアメリカへの批判という、コーマック・マッカーシーの脱中心主義に基づいているのではないかと思われる。
    目を背けたくなるような暴力的なシーンが多かったため、読み進めるのに時間がかかった。

  • SL 2017.11.5-2017.11.28

  • トラックの行き交うハイウェイの横を馬で南へと進んでいく、そんな印象的なシーンが序盤にあって、ある意味ここら辺から発展を遂げているアメリカに対する主人公の反抗的精神かうかがえる。

    古き良きアメリカ――広大な大地を馬で駆け抜ける、そんな憧れが主人公ジョン・グレイディにはあった。

    ちなみにジョン・グレイディは16歳。牧場経営の家に生まれ育ち、小さい頃から馬に慣れ親しんできたこともあり、将来は自らが牧場に携わるはずだった。しかし親父が死んでしまい、残された母は牧場を売り払うことを選択してしまう。

    だからジョン・グレイディは国境を越えてメキシコに行くことを選んだのである。

    そこには何かがあるのだ。それこそ馬に関わる仕事があるのではないか――だから友人のロリンズを連れて馬を走らせ南へと向かっていった。



    アメリカの小説だなーと思う。アメリカが歩んだ歴史が下敷きとなり、おそらくアメリカ人はこれにノスタルジーを覚えるのだと思う。

    馬を愛し、人間のかけがえのないパートナーとして信頼関係を結んでいく。解らないけれどさ、馬って人を惹きつける何かがあるよね(語りかけたくなるなうな、こちらの何かを察してくれるような気にさせれれる感じのさ……)。

    たぶん馬のあつかいの上手い人間って当時は尊敬されたりしたんだろーね。

    で、ジョン・グレイディは正しさも誤りもない馬の純粋さを信じていた。作中、そんな内省を語る描写はないけれども、ただ、グレイディは誰よりも馬を上手く扱うことができて、そして誰よりも馬に敬意を示している人間だったのです。ある意味グレイディ自身が純粋そのものだった。たぶんグレイディは馬と共に荒野を駆けまわたかった――そして馬を愛し、馬と共に人の役に立てる仕事を求めていたのかなーと僕は勝手してるんです(というのもマッカーシーの淡々とした描写は、いちいちグレイディの内省を描いたりしないのです。でもグレイディの行動の端々には、そうとしか言いようのない愛情が含まれている)。



    メキシコ――グレイディは不法入国でこの国やってきた。

    途中、ブレヴィンズという若者が旅の道連れとなった。そしてブレヴィンズの乗っている馬はあまりにも見事な馬だった。

    しかし、その馬がメキシコの地で事件を起こすきっかけとなってしまう。グレイディを含めたアメリカからやってきた三人は誤解をされて馬泥棒の汚名を着せられることになる。

    メキシコは彼らを放っておいてはくれなかった。彼らは結局、捕まって酷い仕打ちを受けることになる。

    グレイディは自分の信念に従って決して折れることはない。時には死を恐れることもなく真っ直ぐに行動したはずだった。事実、馬は自分たちの馬であり、そもそも馬たちの愛すべき場所を求めていただけだった。

    しかし事件がひと段落を迎えたころ自分の行動を振り返って、グレイディは自分は馬のように純粋ではなかったことを知る。時に必要のない人間を傷つけてしまったことに苦しんだ。

    何故、人間は馬のように生きられないのか――グレイディはそんな人の愚かさを知って嘆いてしまうのです。


    読んでいて読者は16歳の若者を苦しめたものの正体を考えてしまうでしょう。

    グレイディの考えはおそらく青臭いものなのでしょうね。でも、グレイディの健気さに触れていると、我々は忘れてしまった純粋さを思い出すんですよ。そうだ――確かに、あの頃は何かに真っ直ぐだった。

    グレイディほどに実直じゃなかったにしても、似たような理想は持っていたはずだ。

    それから情景がいいんですよ。若者と馬と荒野――これがなんとも似合うんですよね。

    読み終えて、いい小説だなーと、しみじみしてしまいました。

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