第三の嘘 (ハヤカワepi文庫 ク 2-3)

  • 早川書房
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感想 : 310
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200168

感想・レビュー・書評

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  • 絡まりに絡まったけれど、墓穴にはきっと全員で入れたのだと期待する

  • ・感想
    悪童日記シリーズの3作目
    2作目でも驚いたけど今作の展開にも驚愕。
    結局彼らはどれなんだろう?全部嘘で作り物なのかな。

    個人的には悪童日記のあの不気味さと閉塞感が好きだったから悪童日記のみで終わらせてもよかったかも。

  • 三部作読了!これからの人生の中で何回も読み返したくなると思う。

  • えっ!?悪童日記とふたりの証拠の話はすべて嘘…!?!?騙されてた!!

  • 結局3作とも嘘?

  • 「ベルリンの壁の崩壊後、双子の一人が何十年ぶりかに、子どもの頃の思い出の小さな町に戻ってきた。彼は少年時代を思い返しながら、町をさまよい、ずっと以前に別れたままの兄弟をさがし求める。双子の兄弟がついに再会を果たしたとき、明かされる真実と嘘とは? 『悪童日記』にはじまる奇跡の三部作の完結篇。」

  • 一人称で話が進むから、今は誰目線で話が進んでいるのか途中で分からなくなってしまった…

  • 第55回アワヒニビブリオバトル「真実」で紹介された本です。
    チャンプ本
    2019.08.06

  • 途中で誰の何の話か見失ってしまうことがあった。登場人物は多くないのに、何か不思議な本だった。

  • 4/17/2022

    悪童日記、2人の証拠を読んでしばらく経っていたので、ぼんやりとしたリュカとクラウスの思い出を心に読んだ。途中、どれが嘘?と混乱したけど、最終的には自分の中でリュカとクラウスの歴史が刻まれていた。最後まで救いがないが、親からの愛を求めること、兄弟姉妹に対する(性)愛のはざま、生きて書き、書いて生きること、などが軸としてみえる。

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著者プロフィール

1935年オーストリアとの国境に近い、ハンガリーの村に生まれる。1956年ハンガリー動乱の折、乳飲み子を抱いて夫と共に祖国を脱出、難民としてスイスに亡命する。スイスのヌーシャテル州(フランス語圏)に定住し、時計工場で働きながらフランス語を習得する。みずから持ち込んだ原稿がパリの大手出版社スイユで歓迎され、1986年『悪童日記』でデビュー。意外性のある独創的な傑作だと一躍脚光を浴び、40以上の言語に訳されて世界的大ベストセラーとなった。つづく『ふたりの証拠』『第三の嘘』で三部作を完結させる。作品は他に『昨日』、戯曲集『怪物』『伝染病』『どちらでもいい』など。2011年没。

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