どちらでもいい (ハヤカワepi文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 390
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200496

感想・レビュー・書評

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  • 悪童日記へのつながりを思わせる短編が収録されている、ということで手に取った本書。
    彼女の本を初めて読んだけど、どのお話も申し訳ないほど終始なにを言っているのやら……だった。
    訳書だからかもしれないけれど、文章も堅く読みづらい。

  • 2016.03.14
    アゴタ・クリストフ『どちらでもよい』読了。『昨日』と並行読みして混同したけど、クリストフ色いっぱいの短篇の数々。どの作品も根底にあるのは作者の人生かと。作風が唯一異なる(と私は感じた)『我が家』という作品が心に沁みた。これがご本人の本心だと良いけど。

  • 短編集。灰色の寒空の下、知らない街を迷路のようにぐるぐると彷徨ってる感じ。

著者プロフィール

1935年オーストリアとの国境に近い、ハンガリーの村に生まれる。1956年ハンガリー動乱の折、乳飲み子を抱いて夫と共に祖国を脱出、難民としてスイスに亡命する。スイスのヌーシャテル州(フランス語圏)に定住し、時計工場で働きながらフランス語を習得する。みずから持ち込んだ原稿がパリの大手出版社スイユで歓迎され、1986年『悪童日記』でデビュー。意外性のある独創的な傑作だと一躍脚光を浴び、40以上の言語に訳されて世界的大ベストセラーとなった。つづく『ふたりの証拠』『第三の嘘』で三部作を完結させる。作品は他に『昨日』、戯曲集『怪物』『伝染病』『どちらでもいい』など。2011年没。

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