一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

制作 : 高橋和久 
  • 早川書房
4.09
  • (742)
  • (742)
  • (388)
  • (58)
  • (19)
本棚登録 : 7263
レビュー : 739
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200533

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • エンタメとしては読んだ後の絶望感、虚無感が他に類を見ないほどで、そういった作品が好きな人にはたまらないはず

    ドストエフスキーの小説ばりに疲れる
    オブライエンが怖すぎる
    自分の今生きてる世界は既にこの本の中の世界のように何か大きな権力に統治されているのかも、、

  • とても面白かったが、ドキドキというか主人公の緊張感が常に伝わってきて、なかなか読み進めることができなかった。

    すでにタイトルの1984年からは35年近く経過しているが、たとえば、作中に登場する党員の行動を逐一監視するテレスクリーンは、まさしく中国の顔認識機能のついた監視カメラやん、といった風に、作中の舞台オセアニアと現代社会に通じるところが多々あり、ゾッとしてしまった。

  • 完全なる隷属。そんな社会が成り立つのだろうか? ”ニュースピーク”が実際にあった事実なのか確認しないと、”1984年”の意味も、よく解らない気がする。

    〈追記〉
    Webをざっと見たところ、史実として1984年に何かあった、ということはなさそうだ。また、作中の”オセアニア国”という名称も、現存する”オセアニア地方”等とは関係がないようだ。
    ただ、言語を管理・統制して、思想をコントロールしようとする方法は、一部の国・軍隊等で使われているらしい。

  • 選択範囲が狭まるほど熟考しないという感じの一文がささった。それを国家として推進しているこわさ。データ破棄で検証不能ということは既に現実で起きている。今後この本書のようにならない保証はない。おもしろい、おもしろくない以前にいつか起こりそうでこわいという本。

  • 2019/05/02
    戦慄を覚えずにはいられない、身の毛もよだつ世界。それなのに先が気になって読まずにはいられない。ビッグブラザー率いる党に監視されコントロールされてる世界。逆らうことはおろか疑問を抱くことさえ許されない。顔はブーツで踏み潰されるためにある。誰もがアイデンティティを破壊される101号室。社会がここまできたら、ウィンストンじゃなくても誰も抗えないだろう。思考するために語彙力を増やし続けていかなければ。

  • 自由とは何か考えてしまう
    知らないあいだに自由じゃなくなってるかもしれない

    なんか、こう、もっと本読もうって思った
    無知は愚でしかない

  • 2019年2月24日(日)梅田 蔦屋書店にて購入。

  • その完成された全体主義の世界観に引き込まれる。人間の営み、生活様式から性に対する意識、思考、表情、行動、全てが、「党」という「絶対権力」のために完全に管理されている世界。絶対権力への反抗を試みる主人公とある女がまんまと党が広げる罠にからめとられ、拷問、自白、裏切り、「党のみへの絶対的な愛」という思考矯正へと墜ちていく。結末は一切救いがなく、残酷で、一抹の希望も残らないその社会のあり様の可能性に圧倒された。そしてこの社会の仕組みはあり得るものだという空恐ろしい感覚が残った。映像化したい。

  • 有名なディストピア小説。

    自由や性を抑圧し、過去を改竄する社会。この徹底された監視・統制社会に疑念を抱く主人公を中心に話しが進んでいきます。最後まで読んで救われないなと思いました。

  • 戦慄のど名作。全現代人必読。
    これが1940年代に書かれたとは。
    もうすぐ世の中はこんなになっちゃうのかな… と怯える。
    若い女と野原でピクニックしたり狭い部屋でエッチするのが人生最上の時間なのかな。
    官僚制度も洗脳も独裁政治も密告制度も…怖いな。

全739件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1903-50 インド・ベンガル生まれ。インド高等文官である父は、アヘンの栽培と販売に従事していた。1歳のときにイギリスに帰国。18歳で今度はビルマに渡る。37年、スペイン内戦に義勇兵として参加。その体験を基に『カタロニア讃歌』を記す。45年『動物農場』を発表。その後、全体主義的ディストピアの世界を描いた『1984年』の執筆に取り掛かる。50年、ロンドンにて死去。

「2018年 『アニマル・ファーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)のその他の作品

一九八四年 (ハヤカワepi文庫) Kindle版 一九八四年 (ハヤカワepi文庫) ジョージ・オーウェル
一九八四年〔新訳版〕 Audible版 一九八四年〔新訳版〕 ジョージ・オーウェル
1984 (Japanese Edition) by George Orwell(2009-07-05) ペーパーバック 1984 (Japanese Edition) by George Orwell(2009-07-05) ジョージ・オーウェル

ジョージ・オーウェルの作品

ツイートする