夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)

制作 : Kazuo Ishiguro  土屋 政雄 
  • 早川書房
3.64
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本棚登録 : 1263
レビュー : 151
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200632

感想・レビュー・書評

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  • 2017年6月26日、再読。ケン・リュウ、テッド・チャンと続けて読んで、SF小説なので当たり前だが、どの話も必ずSFの形を取っていることに疲れを感じて、本棚をゴソゴソ探してきた。私の好きな音楽をテーマにしていることもあり、どの話も面白かった。プロどころか、今となってはアマチュア音楽家でもなくなってしまったが、それでもなお、まだ音楽に心をグッとつかまれて身悶えすることがある。それは私にとっては私だけの特別な感覚のような気がしていているのに、見事に言葉にしてしまう作者にすっと引き込まれてしまう。私にとって村上春樹と並んで特別な作家である。

  • けっこう前に読んだのに、ふとこの本で読んだ景色が思い浮かぶことがある。

  • 17.4 #11

  • 私は初めての作家を読む場合、短編から入るたちなので、この短編集も初めて読んだカズオ・イシグロ作品です。
    話の内容とか面白さ云々よりも、カズオ・イシグロはなんて心地良い文章を書くのだろう!と感じた記憶があります。(翻訳者のセンス良さもあると思いますが)
    中でも『老歌手』は雰囲気が良く、印象に残りましたし『夜想曲』は面白すぎで大笑いでした。

  • 著者初の短編集という事で期待していたが、不思議な味わいと独特の余韻はあるものの、面白いかというとそんなでもなかった。翻訳は良し。

  • いつものイシグロ。未来から純粋だった過去を振り返る、あるいは、今からくたびれた未来を想う。

  • 16/07/17、ブックオフで購入。

  • カズオイシグロの本を何冊か読んで気に入ったためこちらを手に取った。
    音楽に詳しければもっと楽しめただろう。
    どれも儚げな味わいがあり、ユーモアもある上質な短編集。短編なのでやや物足りない部分もあったが、それは致し方ない。個人的には夜想曲が面白くて好き。

  • ドラマが鮮烈な印象だったので、この作家の作品を読んでみたくなったが、短編集だったので、イメージが違っていた。やっぱりドラマの原作本を読もうと思った。

  • 素晴らしい短編を読んでいる最中とその読後は、わたしはいつも上機嫌だ。
    郷愁、旅情、人の生きる辛さやせつなさをそのままの言葉にせず、作家の言語で表している。

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著者プロフィール

カズオ・イシグロ
1954年11月8日、長崎県長崎市生まれ。5歳のときに父の仕事の関係で日本を離れて帰化、現在は日系イギリス人としてロンドンに住む(日本語は聴き取ることはある程度可能だが、ほとんど話すことができない)。
ケント大学卒業後、イースト・アングリア大学大学院創作学科に進学。批評家・作家のマルカム・ブラッドリの指導を受ける。
1982年のデビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年『浮世の画家』でウィットブレッド賞、1989年『日の名残り』でブッカー賞を受賞し、これが代表作に挙げられる。映画化もされたもう一つの代表作、2005年『わたしを離さないで』は、Time誌において文学史上のオールタイムベスト100に選ばれ、日本では「キノベス!」1位を受賞。2015年発行の『忘れられた巨人』が最新作。
2017年、ノーベル文学賞を受賞。受賞理由は、「偉大な感情の力をもつ諸小説作において、世界と繋がっているわたしたちの感覚が幻想的なものでしかないという、その奥底を明らかにした」。

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