怒りの葡萄〔新訳版〕(下) (ハヤカワepi文庫 ス 1-6)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200816

感想・レビュー・書評

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  • 昨今の人権尊重、人手不足の世界に生きていると見えにくくなるが、ちょっと需給のバランスが崩れれば、資本主義の下では人間が一番安いということ。
    資本側から見れば「いかに安く使い捨てるか?」だし労働者側から見れば「いかに使い捨てにされないようにたち振る舞うか?」がこの社会の根底原理にあること。
    平和ぼけで忘れないようにしたい。

  • 映画もついでに観ました。映画では最後の方はえがかれていなかった。

  • 2017/9/17読了
    迫力のある下巻だった。ジョード家のその後の展開も想像して見たかったが、それ以上に作者スタインベックの社会に対する怒りの強さの方に驚かされた。ただ、これが1939年当時のアメリカの実態だったのか。時代の検証も併せてして見たい。

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