忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)

制作 : 土屋 政雄 
  • 早川書房
3.76
  • (40)
  • (111)
  • (54)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 1017
レビュー : 130
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200915

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 序盤すごい勢いでのめり込んだが、村についてファンタジー感が出てきたあたりでなんか違うとなってしまった、そもそもイギリスの歴史を全然知らなくてブリトン人とサクソン人の違いも分からないまま混乱して読み進めていたので…ラストは良し◎

  • RPGロールプレイングゲーム化できるかも。

  • ドラゴンの吐く息によって登場人物がみな記憶を失っているため、時折フラッシュバックのように記憶が甦るがそれも定かではなく、読者側も霧に包まれているようにひたすらモヤモヤさせられる。
    加えてアーサー王伝説を知らないと分かりづらいかもしれない。
    話の伏線は全て回収されるわけでもなく、最後まで曖昧なままだったが余韻の残る終わり方が印象的だった。

  • 全ての村人から記憶が薄くなる寓話。人の人格や考え方はその人の記憶の積み上げからできていると思うが、その記憶が割と頼りないものだ、と気付かされる。記憶が頼りないなかで自分の信条や愛情を発揮していく美しい老夫婦。終わりがなんとも美しい。

  • うーーん、これまで読んだ彼の作品の中では一番しっくりこないかなあ。でもテーマはもちろん今の時代とブレクジットに対する彼の思いを凄く運んでくる。

  • はじめは一気に半分以上読めたのだけれど、しばらく時間をおいて読んだせいか後半部分があまりピンと来ずに終わってしまった。アーサー王の物語をよく知らないので、比喩が読み取れなかった。

  • ‪遠い地で暮らす息子に会うために老夫婦は旅に出る。道中、様々な出会いとと共に、人種の対立や過去に封印されていた物事が明らかになっていくことで老夫婦は互いに築き上げてきた時間を見つめ直す。文化的背景が理解できずファンタジー的な物語。‬

  • わたしを忘れないでに続いて読んだ、カズオ イシグロさん作品。
    私には難しかった。
    テーマが分からず、少し気を入れて読めなかったのも原因かも。
    外交でも人間…特に夫婦でも、忘れた方がうまくいく関係もある。
    というのは実感しているけど、そんなこと言いたいんじゃないですよね。

  • 2018.1月読了。

  • 519

    2018年では3冊目

著者プロフィール

カズオ・イシグロ
1954年11月8日、長崎県長崎市生まれ。5歳のときに父の仕事の関係で日本を離れて帰化、現在は日系イギリス人としてロンドンに住む(日本語は聴き取ることはある程度可能だが、ほとんど話すことができない)。
ケント大学卒業後、イースト・アングリア大学大学院創作学科に進学。批評家・作家のマルカム・ブラッドリの指導を受ける。
1982年のデビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年『浮世の画家』でウィットブレッド賞、1989年『日の名残り』でブッカー賞を受賞し、これが代表作に挙げられる。映画化もされたもう一つの代表作、2005年『わたしを離さないで』は、Time誌において文学史上のオールタイムベスト100に選ばれ、日本では「キノベス!」1位を受賞。2015年発行の『忘れられた巨人』が最新作。
2017年、ノーベル文学賞を受賞。受賞理由は、「偉大な感情の力をもつ諸小説作において、世界と繋がっているわたしたちの感覚が幻想的なものでしかないという、その奥底を明らかにした」。

忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)のその他の作品

忘れられた巨人 Kindle版 忘れられた巨人 カズオ・イシグロ
忘れられた巨人 単行本 忘れられた巨人 カズオ・イシグロ
忘れられた巨人 Audible版 忘れられた巨人 カズオ・イシグロ

カズオ・イシグロの作品

ツイートする