邪悪の家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 500
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300066

感想・レビュー・書評

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  • ドラマで結末知ってて読む。引退を決めたポアロが保養地で殺人事件に巻き込まれる。解決シーン、ドラマではミス・レモン演じたある役がヘイスティングズになってて笑えた。ポアロの意地が感じられるのとクリスティーの書き方やはり上手いと思った。

    • メイさん
      こんにちは。111108さん。

      ポアロの中でも好きな話で上位に入ります。犯人の頭の良さ、狡猾さに感心してしまいました。結局、ポアロに暴かれ...
      こんにちは。111108さん。

      ポアロの中でも好きな話で上位に入ります。犯人の頭の良さ、狡猾さに感心してしまいました。結局、ポアロに暴かれてしまうけど。

      昨年はいいねをしていただきありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
      2022/01/11
    • 111108さん
      メイさん コメントありがとうございます。


      こちらこそいつもいいねをありがとうございます♪
      今年もメイさんの本棚を楽しみにしています♪

      ...
      メイさん コメントありがとうございます。


      こちらこそいつもいいねをありがとうございます♪
      今年もメイさんの本棚を楽しみにしています♪

      私もこの作品けっこう好きです!ほんとに犯人の狡猾さ際立ってますよね。あやうく完全犯罪になるところでしたね。
      あとポアロが容疑者リストを作った時(リストに真犯人の名前ないから)読者が一緒になって犯人探ししても当てられないって‥クリスティーは読者欺くのうまいなぁと感心してしまいました。
      2022/01/12
  • 月1冊のお楽しみ、ポアロシリーズも6冊目。今回も事前に犯人予測ログを残す。若き美人(ニック)の予期殺害を事前に阻止するために動くポアロとヘイスティングズ。しかし、邪悪の家(エンド・ハウス)でニックのいとこが殺害されてしまう。容疑者は全部で10人、誰かが嘘をついている。それに翻弄されるポアロ、なかなか犯人を見抜けない。動機は金か?嫉妬か?ポアロの最終手段はニックが殺害されたと偽装して犯人を泳がせる戦法。演出家としてのポアロが今回は大活躍。一方、ヘイスティングズの小さい脳細胞は働かず・・・予測は完敗でした。

  • 今回はとてもエンターテイメント性の強い作品でした。
    エンドハウスに皆を集めた最終局面は、"えっ?そうだったの?"と驚くことがあまりにも起こりすぎて、最後の最後まで目が離せませんでした。
    そう多くポアロシリーズを読んでいませんが、個人的にとても好きな話です。
    有名な話以外にも、自分自身で"面白かった!"と感じられる作品ができて嬉しかったです。

    ただ、細かいかもしれませんが、気になる点はありました。
    帽子に飛んできた、蜂と弾丸ってそう間違うものかしら…
    そして推理には関係ないかもしれないけれど、ヘイスティングスの奥さまはダルシーじゃなかったっけ…ベラって呼んでいたんだっけか…
    もう一度『ゴルフ場殺人事件』に戻ってみようかと思います。

  • クリスティー強化ウィーク中♪今回は、ポアロもののこちらの作品。

    セント・ルーのホテルで休暇を過ごしにやってきた、ポアロとヘイスティングズ。そこで出会った若い美女・ニックの命が狙われていると聞いて、一肌脱ぐことになります。
    ニックの持ち家“エンド・ハウス”で花火を見るパーティーが開かれた夜に、ニックの従妹が射殺されてしまい・・。
    いやぁ、今回も翻弄されました。私も翻弄されましたが、ポアロも翻弄されていましたね。
    登場人物達の印象が二転三転して、最後にさらなるどんでん返し的な真相が明らかになるという、クリスティーに驚かされる事には慣れている私ですが(というか、これが心地よくてクセになるんですよね。)またしても!という感じです。
    “人間の印象”というのは、見る側面によって良くも悪くもなりますよね。このような人間観察的な面白さもクリスティー作品の魅力かと思います。
    個人的なことですが、この作品をもって“クリスティー強化ウィーク”は一旦終了です。
    借りてきた当初は、本を読む時間がないとブツブツ言うていたのですが(笑)、結局全部返却期限までに読めてよかったです。何よりクリスティーワールドを堪能できて幸せでした♪

    • 111108さん
      クリスティー強化ウィーク♪、おつかれさまでした!6冊も読破、お見事です‼︎

      あやかりたいと思いながら眠くて本が読めない日々が続いてます。ど...
      クリスティー強化ウィーク♪、おつかれさまでした!6冊も読破、お見事です‼︎

      あやかりたいと思いながら眠くて本が読めない日々が続いてます。どんでん返し楽しいですよね。
      あ〜クリスティーに騙されたいです!
      2021/07/07
    • あやごぜさん
      111108さん ♪
      ありがとうございます。111108さんに応援していただいたおかげで、“強化”できました(^^♪
      >どんでん返し楽しいで...
      111108さん ♪
      ありがとうございます。111108さんに応援していただいたおかげで、“強化”できました(^^♪
      >どんでん返し楽しいですよね。
      ↑↑そうですよね!クリスティーに騙されるのを楽しみに読んでいるようなものです(笑)
      まだまだ読んでいない作品があるので、今度はどの作品にしようか、ワクワクします~。
      2021/07/08
  • 面白かったあああああああ!!!
    以前お勧めしてもらったことがあるのだけど、タイムスリップして勧めてくれた方と語り合いたい…!!
    ミステリーとしても面白いし、愛にまつわる人の感情のもつれを拾うのがやっぱり上手いよクリスティー…!
    ポアロとヘイスティングズの掛け合いも、安定の面白さ。
    タイトルは原題に沿って「エンドハウスの危機」とか(ドラマは「エンドハウスの怪事件」)で良かったんじゃ…と思うけど、この邦訳にしたいのもわかる。
    後で思い返すと、台詞や行動のちりばめ方が見事なんだなぁ…わかった上で再読しても絶対楽しい。
    読み返すのが楽しみ。

  • 女は怖いね~

  • 犯罪を抑止、という観点に立った、ちょっとめずらしい作品。ポアロ+ヘイスティング。
    色々な人の策謀が重なっており、最後の解決編を読んで、全てを紐解くのはとてもじゃないけど無理じゃないか?と正直思った一方、やっぱりこういった様々な形式への挑戦という意味ではクリスティ作品はスゴイなぁと思う。

  • アガサクリスティー。命を狙われている若い女性を守るため、ポアロとヘイスティングスが犯人の捜査に乗り出す。
    しかし犯人はポアロを出し抜いて女性の命を狙い、別の女性が間違えて殺されてしまう。クリスティー得意の証言と伏線を組み合わせた推理が楽しめた。引退したせいか、少し弱気なポアロも珍しく感じた

  • その設定は無理があるやろと訝っていたら、その無理も伏線でした。でも、その伏線にポアロも騙されたということは、ポアロも老いたもんですな。となりますが、ポアロはしっかり修正してきましたね。

  • アニメでは見た…のだけど、アニメの印象としては
    超下手なゲスト声優のイメージしかない(こらこら)。

    ということで真犯人がわかった状態で読んだのだけど、
    ここでのポワロってぎりぎりまで完全にやられまくってるのね。
    後、アニメでは原作の要素の一つが省かれてたな、多分。
    まあ不要とは言える。

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