ポアロのクリスマス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

制作 : 村上 啓夫 
  • 早川書房
3.62
  • (35)
  • (73)
  • (107)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 568
レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300172

作品紹介・あらすじ

聖夜に惨劇は起きた!一族が再会した富豪の屋敷で、偏屈な老当主リーの血みどろの死体が発見される。部屋のドアは中から施錠され、窓も閉ざされているのに、犯人はどうやって侵入したのか?休暇返上で捜査にあたるポアロは被害者の性格に事件の鍵が隠されていると考えるが…クリスマス的趣向に満ちた注目作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 
    第四十四回「ポワロのクリスマス」

    富豪の屋敷のクリスマスにポワロが呼ばれた……。
    もちろん、パーティーだけにじゃなく、その期間、滞在して欲しい、というわけで何日も泊まるわけですね。
    というわけで、クリスマスツリー、クリスマスプディング(といっても、ご馳走は食べてみないと本当のところはわからないわけですが……。このクリスマスプディングもいつもよくわからない代物です)……。
    英国式の古き良きクリスマスを味わいたいかたには、ぜひどうぞ 、の一冊です。
    そしてもちろん、ちみどろの殺人が起きるのです。

    2018年12月18日

  • クリスマスシーズンに合わせて読みました!

    言わずと知れた名探偵エルキュール・ポアロが活躍する、
    とある大富豪一家のクリスマスのお話。

    クリスマスらしいほのぼのとした雰囲気は全くないので、
    クリスマスを舞台にした意味がよくわからなかったのですが、
    巻末の解説を読んで納得!

    さすがアガサ・クリスティ!と感じる作品です。

    ◇おすすめポイント
     ・大富豪一家がそれぞれに抱える秘密
     ・情報が多く、推理を楽しめる
     ・読みやすい翻訳・装丁

    ◇こんな方におすすめ!
     ・本格ミステリ長編を読んでみたい
     ・クリスマスが好き
     ・ポアロが好き

  • クリスマスの話だが、話の筋そのものはクリスマスと関係ない。 ただ、解説には、クリスマスらしい仕掛けが解説されていて、なるほど、と。 犯人は意外な人物で、いつもどおり全く見当もつかず。

  • 犯人またわからなかったー
    でも、一応はハッピーエンドなのかな? 死との約束と同じような読後感。
    クリスマスって言うから、名探偵もほっと一息かと思ったら、とんでもない! 家族全員容疑者という密室殺人。さすがポアロさん。

  • 偏屈な老富豪シメオン・リーが、クリスマスに自分の子供たち全員を家に集めます。

    クリスマスは、平和、善意といった精神が人々の心にいきわたっており、楽しい気分の季節です。しかし、ポアロは“クリスマスには死体がよく似合う(p471)”といった不穏な意味を含んだ意見を述べています。

    そして実際、クリスマス・イヴにシメオン・リーが殺害されてしまいます。ドアには鍵がかかっており、窓から人の入れる隙間はない、おそろしい格闘のあとが残っている部屋で、血まみれになって殺されていました。冒頭にあるように、「もっと血にまみれた、思いきり兇暴な殺人」です。

    血の赤など、クリスマス要素のある物語ですが、シメオン・リーの子供たちにとっては、ちっともいいクリスマスではありません。いつか家族たちで、いいクリスマスを迎えてほしいです。

  • 密室殺人のトリックが実行可能かはともかく、今の小説では使えないんじゃないかなあと思います。犯人は意外すぎますが、言われてみればそこへ至る手がかりの記述があるんですよね。読み手が気づかないだけで。その辺はフェアですね。この作品では犯人だけでなく意外な人物が他にいて、その辺も面白いです。
    凄惨な事件ですが、同情できない被害者だからか周りが冷めているからか、それほど印象に残りません。ただ最終章に短い後日談があるせいか、物語としてというか、人物造形はやっぱり上手いなと思いました。
    タイトルにあるようなクリスマスの雰囲気はないですけど。

  • 暖炉よりセントラルヒーティングが好きなポワロ。

  • 犯人は意外な人だった。
    意外な人が犯人であれば面白いのかというとそうでもなくて…
    うーん。★3つくらいかなあ。
    いまひとつ。

  • 序文に書かれたような派手さは無いとは思うが、
    よくできてるなと思った。
    終盤まで全く犯人候補から外れていた。

  • 結構分厚い割には殺人事件は一件のみで、物語の大半が関係者のアリバイを聞いていくという地味なプロットですが、犯人の意外性と、密室トリックの豪快さが良いです。
    ミステリーとしては納得のいく出来栄えですが、タイトルにクリスマスが付いるのにも関わらず、クリスマスの雰囲気を全く感じられないところが残念です。

全65件中 1 - 10件を表示

ポアロのクリスマス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)のその他の作品

アガサ・クリスティーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

ポアロのクリスマス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする