愛国殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 447
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300196

作品紹介・あらすじ

憂鬱な歯医者での治療を終えてひと息ついたポアロの許に、当の歯医者が自殺したとの電話が入った。しかし、なんの悩みもなさそうな彼に、自殺に徴候などまったくなかった。これは巧妙に仕掛けられた殺人なのか?マザー・グースの調べに乗って起こる連続殺人の果てに、灰色の脳細胞ポアロが追い詰めたものとは。

感想・レビュー・書評

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  • 真犯人が、なかなか屑でナイスでした。

  • 2020/01/12読了

  • 著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)

  • 珍しくスリラーテイストの作品。話の進め方がビッグ4を思い起こさせちょっと不安がよぎる…登場人物が多く平日の移動時間とかに途切れ途切れで読んでいたせいかどうも話に入り込めず。クリスティ作品にはいつも出てくる魅力的な人物がいなかったせいかも。全体として連載小説のような毎回ちょっとしたハイライトが配置されている慌ただしさもいつもと違う雰囲気。いつもと違う事が悪いわけではないが、この作品ではいい方向に行ってない気がする。

    でも皆さんの評価は意外と高いのですね。読み方が悪かったのかな…

  • すごくおもしろかった。

    ポアロファンが好きなものが詰め込まれている1冊だと思いました。

    ポアロシリーズのなかでも、読み応えのある作品だと思います。

    まずポアロの登場シーンが多いのがいい。

    ヘイスティングスがいないのが残念ですが、ポアロによる調査シーンが多くてうれしかったです。

    ジャップ警部は出てくるので、二人の掛け合いも楽しめます。

    ミステリとしては、最後まで読者に頭を使わせてくれる構成で、一度流れに乗るとページをめくる手が止められませんでした。

    日本語のタイトルからは想像できませんが、実はマザーグースの暗記唄をモチーフとしたお話です。

    章タイトルが、マザーグースの暗記唄の一節になっていて、全章のタイトルをならべると一つの暗記唄になっています。

    マザーグースに興味がある方も楽しめるのではないでしょうか。

    また、冒頭でポアロが歯医者さんに行くのですが、そうしたほのぼのとした生活感のある描写も、非常に魅力的です。

    ◇おすすめポイント
     ・ポアロがほぼ出ずっぱり
     ・生活感のある描写も豊富
     ・最後まで読者に頭を使わせるミステリ

    ◇こんな方におすすめ!
     ・とにかく頭を使いたい
     ・マザーグースに興味がある
     ・ポアロが好き

  • なるほど、このタイトルはよく出来てるな。
    面白かった。

  •  登場人物も多くて複雑だけれど、めっちゃ先が気になる展開。
     登場人物をメモしながら読んだので、何とかなりました。

     ヘイスティングスは登場しません。
     ポワロがずっと悩んでいる感じです。

  • 複雑に絡まりまくった糸を、ポアロは悩みながらも鮮やかに解してくれました。
    最後まで犯人も動機もトリックも分からなかったー!
    人間の価値を能力で決めてしまうのは寂しいことだと思う。

  • 歯医者をはじめ何人かが殺される。しかし、人物が分からなくなる。登場人物の欄に何度もお世話になる。しかし、今回はなんとなく、何度も出てくるからこの人かしらと思った人が犯人だった。

  • 動機も犯人も、クリスティの目論み通りに騙されて予想外でした。
    歯医者での殺人と言うことで、確かに誰しもが無防備な姿だよなーとおもしろく感じたのですが、浅いけれど政治思想かぶれの登場人物が出てきたせいか、読み進むのが辛くなった。時代背景の差のせいか。でもラストで盛り返して★4つ。

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