- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151300196
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
クリスティ。ポアロのいった歯医者が謎の自殺を遂げる。
調べていくうちには事件の背後に諜報員の影を感じ取る
いつものクリスティとは違うテイストの話で、人物描写などが薄くクリスティの良さが出ていないように感じ、話に入り込めなかった -
歯医者が怖い世界的名探偵。
読み終わった後にタイトルを見つめながら、思わず「うおお…!」と唸りました。色々考えてしまう内容でした。 -
すごくおもしろかった。
ポアロファンが好きなものが詰め込まれている1冊だと思いました。
ポアロシリーズのなかでも、読み応えのある作品だと思います。
まずポアロの登場シーンが多いのがいい。
ヘイスティングスがいないのが残念ですが、ポアロによる調査シーンが多くてうれしかったです。
ジャップ警部は出てくるので、二人の掛け合いも楽しめます。
ミステリとしては、最後まで読者に頭を使わせてくれる構成で、一度流れに乗るとページをめくる手が止められませんでした。
日本語のタイトルからは想像できませんが、実はマザーグースの暗記唄をモチーフとしたお話です。
章タイトルが、マザーグースの暗記唄の一節になっていて、全章のタイトルをならべると一つの暗記唄になっています。
マザーグースに興味がある方も楽しめるのではないでしょうか。
また、冒頭でポアロが歯医者さんに行くのですが、そうしたほのぼのとした生活感のある描写も、非常に魅力的です。
◇おすすめポイント
・ポアロがほぼ出ずっぱり
・生活感のある描写も豊富
・最後まで読者に頭を使わせるミステリ
◇こんな方におすすめ!
・とにかく頭を使いたい
・マザーグースに興味がある
・ポアロが好き -
なるほど、このタイトルはよく出来てるな。
面白かった。 -
登場人物も多くて複雑だけれど、めっちゃ先が気になる展開。
登場人物をメモしながら読んだので、何とかなりました。
ヘイスティングスは登場しません。
ポワロがずっと悩んでいる感じです。 -
複雑に絡まりまくった糸を、ポアロは悩みながらも鮮やかに解してくれました。
最後まで犯人も動機もトリックも分からなかったー!
人間の価値を能力で決めてしまうのは寂しいことだと思う。 -
歯医者をはじめ何人かが殺される。しかし、人物が分からなくなる。登場人物の欄に何度もお世話になる。しかし、今回はなんとなく、何度も出てくるからこの人かしらと思った人が犯人だった。