親指のうずき (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 342
感想 : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300493

感想・レビュー・書評

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  • トミーとタペンス3作目。一気読み。前作『NかMか』からまた歳を重ねた二人。出だしからタペンスの一人旅まではいろんな噂話やら人物評が面白くいつもの行動力も衰えず痛快。トミーのパートが付け足しっぽくオジサンじみてきたところが不満かな。

    • ポプラ並木さん
      111108さん、タペンスシリーズも大好きであと1巻(運命の裏木戸)はゆっくり読もうと思います。タペンスファンの私としては、やりすぎの性格が...
      111108さん、タペンスシリーズも大好きであと1巻(運命の裏木戸)はゆっくり読もうと思います。タペンスファンの私としては、やりすぎの性格が心地よいです。トミーの包容力が全てを上手くいかせていますよね。運命の裏木戸、もう読んだかな?
      2022/01/22
    • 111108さん
      ポプラ並木さん、「運命の裏木戸」私も未読でシリーズラスト一冊です。
      なるほど〜タペンスの痛快な行動力はトミーの包容力があってこそなんですね。...
      ポプラ並木さん、「運命の裏木戸」私も未読でシリーズラスト一冊です。
      なるほど〜タペンスの痛快な行動力はトミーの包容力があってこそなんですね。トミーをオジサン呼ばわりして誤解してました。
      2022/01/23
  • 毎回同じこと言うけど、タペンス、やりすぎ!すでに初老を迎えたトミーとタペンス。今回はトミーのエイダ叔母さんを老人ホームで見舞うが、暫くしてエイダ叔母が亡くなる。エイダ叔母さんがランカスター夫人からもらった1つの絵画が事件の起点となる。ランカスター夫人の失踪で、この絵画の風景の町に行くタペンス。そしてタペンスが何者かから一撃される。怪しい人達が複数。さらにこの町にまつわる子どもの殺害事件などが緻密にリンクする。犯人当ては完敗。確かに伏線はあったがスルーでした。犯人の動機には若干の疑問は残るものの納得です。⑤

  • トミー&タペンスもの

    冒頭のクリスティーのメッセージを読むと、読者からの「トミーとタペンスはその後どうなりましたか?」という問い合わせに応えるかたちで本書が書かれたように思えます。
    なので、既に発行されているトミー&タペンスものは、当然読んでいるよね?という前提を感じさせる小ネタがそこかしこに見受けられますので、是非「秘密機関」「おしどり探偵」「NかMか」を読んでから、本書に取り掛かることをお勧めします。
    さて、すっかり中年というか初老にさしかかっているトミーとタペンスですが、二人の軽快なやり取りは全然年齢を感じさせません。
    タペンスは相変わらずアグレッシブで、トミーの伯母の遺品である風景画に描かれた家が“気になる!”のと、さらにその絵画の元々の所有者だった老婦人のある台詞が“気になる!!”為、単独で探索の旅に出てしまいます。
    タペンスの行方を追うトミーの方も、思わぬ犯罪の影に迫る事になります。という訳で、今回はトミーとタペンスは、ほぼ別行動でした。
    靄に包まれたような過去の悲劇の犯人は意外な人物で、作中のタペンスと同じくらい驚いてしまった私です。
    因みに、何か重大なヒントらしきものを発見した、と思った途端に背後から襲われ気を失うパターンは、このシリーズのお約束なのでしょうか。(今まではトミーが殴られる事が多かったのですが、今回はタペンスでした)
    あと、アルバートは、前作「NかMか」ではパブの亭主だったはずですが、本書では召使になっていました。パブ辞めたのですかね。。。

  • おばあさんを助けようと一生懸命になっていたタペンス。
    最後にひっくり返る結末、つながる真実が面白い。

  • あれはあなたのお子さんでしたの
    ウォーターリリー

  • トミー&タペンス。叔母さんと同じ老人施設にいた夫人を助けようとするタペンス。終盤恐ろしくて斜め読みして、ラストになってから読み直した。

  • 2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。導入部分では想像できないような展開。何が起こっているのかさっぱり分からず、スパイ捜査とそんなに変わらないような人物観察。後半の第四部では、そういう話になるの、と思うような話が関わっていたとは。もっとも最後は二人をこの事件に巻き込んっだ話で終わる。ところで、殺そうとしたあの人は最後死んでいない、のだろう。

    解説は竜弓人(評論家)

  • 私はその風景を見たことがある。

    タペンスは、トミーの叔母の遺品に描かれた家を見たことがある気がした。叔母を見舞った時に出会った老婦人が元々の所有者であり、彼女の行方が知れないことを知ったタペンスは、老婦人の言い残した言葉の謎を解くために出かける。会議から帰ってきたトミーが知ったのは、帰ってくるはずのタペンスがまだ帰ってきていないことだったーー。

    タペンスのお節介とも言える、しかも有り余る行動力で、ぐいぐいと読ませる。事件が起きるとは思わず、せいぜい過去の悲劇を明らかにするものだと思っていたら、事件は現在形になった。トミーが別の方向から参加することで加速する謎解き。明らかになった真相は、一線を超えてしまった犯人の思想。誰かを愛する気持ちから生じる他人への害意の底知れなさを、クリスティは容赦無く描いていた。

    トミーのぼやきは健在で、そこはほっとして読める。

  • 新春気分で、のんびりおしどり探偵ぶりを楽しもうと思ったら、そんなに吞気でもなくてそれどころか結構残酷であった。

    解説が全くダメ。どんどん映画の話へとそれ、しかもトミーとタペンスからも離れて夫婦探偵映画の話になってしまって、この作品については枚数の半分も語っていない。がっかり。

  • トミーとタペンスの物語であるが、テレビドラマではここにミスマープルも参戦しているのだ
    検証のため読んでみる

    読了
    ドラマとなんと全然ストーリー違う。まあ、犯人は同じなわけだが。そもそもミスマープルが登場してくる時点でストーリーが違うというのも納得なんだけど。
    私はクリスティはポアロから読みだした。しかしこのシリーズから読みだしていたとしたならクリスティの小説にずいぶんと違う印象を持ったことだろう。結構読みながら笑ってしまった。主にアルバート絡みでだが。この人物なかなかキーマンである。ほかのシリーズも読んでみようと思う。

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