火曜クラブ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

制作 : Agatha Christie  中村 妙子 
  • 早川書房
3.75
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本棚登録 : 804
レビュー : 106
  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300547

感想・レビュー・書評

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  • ミスマープルシリーズを初めて読んだ。当時雑誌に掲載されていた13の短編を集めたもので、単行本化されたのはシリーズ2作目になるらしい。

    火曜日にそれぞれが真相を知っている謎を問題形式で参加メンバーに話し、真相を明かしてもらうことからスタートした火曜クラブ。誰も真相を明かせない中、元々は参加者にもカウントされていなかったミスマープルが、自身の見聞きした村の出来事に照らし合わせて推理して行くのが面白かった。曰く、人間というものは皆似たり寄ったりなものだと。

    意外な真相が明かされ驚くこともあり、シリーズの他の作品も読みたくなった。

  • 推理小説がゲームであることを宣言したような本。

  • ミス・マープルシリーズで一番面白かったんじゃなかろうか? と思う。
    ミス・マープルシリーズの一番最初の作品であると同時に、話の時系列的にも最初の話。
    短編集なので、全てにおいて短いが、しかしながら読み応えはある。

    因みに、ミス・マープルは犯罪に関わった人物を、過去に自分が見知った人物に照らし合わせ、彼らの行動を読み取ることによって事件を解決に導くのだが、これは、今でいうプロファイリングじゃなかろうか、と思うところだ。

  • 私をミステリに転ばせた一品。小学生の時にこれの児童版を読んでしまった時から私のミステリ好きははじまったのです。弁護士、牧師、元警視総監、作家、女流画家、医者・・・そうそうたるインテリが頭をそろえて解決できなかった迷宮入り事件を、編み物好きのおばあさんが鮮やかにときほぐす! このカタルシスはたまりません。大人になったらこんなばあさんになりたいと心から思いました。

  • ミス・マープル初期の短編集。面白かったです〜〜。田舎から出たことのない、すぐに話が飛んでしまうようなお婆さんとして周りの人に思われていたミス・マープルが、バッサバッさと迷宮入りの難問を解決。何でもないことですよ、村で見たことを基にすれば真相はそれしかないじゃないですか、と、言ってのけてしまう彼女に、当初は軽くみていたパーティのメンバーが段々に一目置いていく、空気の変化が愉快でした。私が好きだったのは「毒草」かな。事件の提示の仕方がなんとも中途半端で(私は話が下手だから、と前もって話し手が言っているのが伏線??)だから、何が事件なのか、問題はどこにあるのか、その場にいる人たちで質問していかないと全容が見えてこない、というところが古典だというのに新鮮で。最後の「バンガロー事件」は一つだけ、現在進行形のミステリーで、たった一冊の中でアガサ・クリスティが惜しみなく変化に富んだ手腕を発揮することにも驚き。しかも・・・私は、ミス・マープルが、セント・メアリー・ミードで起きたすったもんだを念頭に謎を解決していくんだとばかり思っていたのですけど、(小さな村でも人間模様は複雑で、時に邪悪なものも含んでいる、ってね)そういったストレートな経験だけでなく、彼女の頭の中でどうつながって解決に導かれたのかわからない、といった些細な日常のことが大事な回路の発端となる、といった描写もあり、そこがなおさら面白かったです。

  • いやー、読みやすくていいね。マープルものの短編集。姪のメイベルという設定、ちゃんとあったのね。まあ既婚で未亡人でちょっと抜けてるって設定だけど(おいおい)。マープルものはこういう短編の方がいいみたいね。

  • 一つ一つの話が短くて物足りない。
    短編集だから仕方ないけど。
    まとまった読書の時間が取れないときはちょうどいいかも。

  • 初読

    時系列的には牧師館の殺人から書斎の死体の間?
    書斎の死体でお馴染みっぽく登場したバントリー夫妻と
    サー・ヘンリーが出ている。
    短編集なので読みやすい。

    遺言書のすり替え事件の動機対機会がタイトルともに好き

  • 面白い

  • ①作家のレイモンド・ウエスト セント・メアリ・ミード村で暮らす②ミス・マープルの甥 彼女の家を借りて友人たちと歓談/集まる曜日にちなんでつけられた火曜クラブ

    ③ヘンリー・クリザリング サー・ヘンリーと呼ばれる元警視総監

    ④ベンダー博士 老牧師

    ⑤ジョイス・ランプリエール 女流画家

    ⑥ペサリック 弁護士

    The Tuesday Night Club 火曜クラブ
    The Idol House of Astarte アスタルテの祠
    Ingots of Gold 金塊事件
    The Bloodstained Pavement 舗道の血痕
    Motive versus Opportunity 動機対機会
    The Thumb Mark of St. Peter 聖ペテロの指のあと
    The Blue Geranium 青いゼラニウム
    The Companion 二人の老嬢
    The Four Suspects 四人の容疑者
    A Christmas Tragedy クリスマスの悲劇
    The Herb of Death 毒草
    The Affair at the Bungalow バンガロー事件
    Death by Drowning 溺死

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