シタフォードの秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
3.20
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本棚登録 : 162
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300769

作品紹介・あらすじ

雪に覆われ、下界と遮断されたシタフォード村の山荘。そこに集まった隣人たちが退屈しのぎに降霊会を試みる。そこへ現われた霊魂は、はるかふもとの村に住む老大佐の殺害を予言した!駆けつけると、大佐は撲殺されており、しかも殺害時刻はまさにあの降霊会の最中だったのだ…絶妙のトリックが冴える会心作。

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    雪に覆われ、下界と遮断されたシタフォード村の山荘。そこに集まった隣人たちが退屈しのぎに降霊会を試みる。そこへ現われた霊魂は、はるかふもとの村に住む老大佐の殺害を予言した!駆けつけると、大佐は撲殺されており、しかも殺害時刻はまさにあの降霊会の最中だったのだ…絶妙のトリックが冴える会心作。

    なんか似たような作品他にもあった気がする...けど、なるほど完全犯罪とはかくも忙しいものなのだな。

    降霊会の恐怖と殺人との恐怖が奇妙にリンクする、こう言うちょっとオカルトチックな作品はクリスティお得意ですね^^

    エミリーと言う若く美しい女性が大活躍する作品でもあります。

    こう言う「若く美しい活発な女性が探偵役」と言うのも、村社会の実は複雑な人間関係もクリスティお得意ですし、途中のドタバタな感じもなんだか微笑ましい作品でした。

  • 降霊会で予言された人が殺される。という展開なんだが、犯人として疑われ逮捕される婚約者が、知り合った新聞記者と共に探偵を実施する。婚約者の探偵術がなんか人を騙す(ではないが)技術ですごい。しかし、最後は一気に解決に向かってしまう。そんな伏線あったっけ、と感じてしまう。が、まぁそういうものかとは感じられる。

  • 始まりからなかなか引き込まれて、話の展開にわくわくしながら読み始め。

    アガサ・クリスティでいつもすごいなあと思うのは、何気ないのに冒頭から引き込まれること。
    特別気取ったり趣向をこらしているようでもないのに、するすると読み進めてすぐ続きが気になってしまう。
    読みやすく、そして細やかなネタ(まさか降霊術なんてものがでてくるとは…)にわたる展開。
    でもパターンは決まって、典型的な推理小説。なのに続きが気になり、読み進めてしまう。素晴らしい。
    なんとなくやわらかみのある文章も好き(訳者にもよりそうですけども)。

    まだ途中だけど、面白くなってきた! というところで登場した、若い女性キャラがどうにも好きになれない。自意識過剰で傲慢で他人を見下し、自分は誰より賢いと思っている。
    アガサ・クリスティが作中で「とても魅力的な女性」としてメインに持ってくる女性って、だいたい(個人的に)不快な女性が多い……好みが合わないのだろうな。脇役だとそうでもないのに。
    今回も残念なことに探偵役に位置するようなので、ずっと出る。

    好きになれないキャラが登場した場合、だいたいは「嫌な人だご、まあそういうキャラや人もいるだろ、物語としてはよいアクセントにもなる」と思う場合と、「とにかく目障りだから居なくなって欲しい、これが居なければもっと楽しいのに」と思う場合がある。今回は後者。

    まだ途中だからわからないけども、最後は刑事さんがスカっとまとめて、天狗女の鼻をへし折ってくれたらいいなと思う。

    ちなみに犯人は、なんとなくこの人かなと思っているが、トリックはさっぱり。


    さらに読み進めて読了。
    自分でもなんとなくわかる犯人、動機、トリック。かなーりわかりやすいということだと思うので、考えたい人や、裏をかかれたい人は不満かもしれない。自分は気にしないけど。

    それよりも、話をややこしくしようとした強引な紐付けや、展開の方が気になった。
    キャラクタはそれぞれしっかり設定されているのは流石なのだけど、それ故に不自然さが出てしまったり。
    不必要な恋愛要素とか邪魔なだけ。

    最後まで読んで、素人探偵気取りの二人組がいなければ、もう☆2つつけた。
    とにかくこのキャラが邪魔で仕方なく、残念だった。

  • 2018/08/08読了

  • 冒頭の降霊会が興味あったが、その後は読者をだまくらかそうとするため、いらないエピソードが多すぎる感があります。

  • クリスティ長編#11(ノン・シリーズ)

    たいしたトリックではないので内容的にはちょっとイマイチ。
    誤って捕まった恋人のために活躍するエミリーとナラコット警部が中々好印象でした。

  • 降霊会でおきた、殺人事件。エミリーのキュートさだけで読めたかな?(笑)ミステリ部分はもう少し上手くなんとかしてくれよ!と思ったけれど楽しく読めた。

  • 降霊会って、こっくりさんみたいなものなんだろうか。
    イギリスでも同じようなものがあるのは初めて知りました。

    表紙の雪景色がすごく綺麗で、冬に持って歩くのにはもってこい。
    雪の足跡を、もう少しうまく使って欲しかったような気もする。

    解説を書かれている「飛鳥部勝則」さんの本は一度も読んだことがないので、ぜひ一度読んでみようと思いました。

  • エミリー・トレファシスがいろんな手を使って「お願い」をするのがズルくて、でも可愛いから許されちゃう(笑)
    トリックとしては今でも通用するとは言えないけれど、それでも読めちゃうから、やっぱりアガサ・クリスティだなあ、と。

  • 吹雪の中、孤立した家に住む大佐が死に、数キロ離れた場所にいた人達の催した降霊会がそれを予言した。
    トリックがいまいち。

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