なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 365
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300783

作品紹介・あらすじ

牧師の息子ボビイは、ゴルフの最中に崖下に転落した瀕死の男を発見した。男はわずかに意識を取り戻すと、ボビイに一言だけ告げて、息を引き取った。「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」-幼なじみのお転婆娘フランキーとともに謎の言葉の意味を追うボビイ。若い男女のユーモアあふれる縦横無尽の大活躍。

感想・レビュー・書評

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  • 内容紹介
    牧師の息子ボビイはゴルフの最中に、崖下に転落した瀕死の男を発見する。男はわずかに意識を取り戻すと、彼に一言だけ告げて息を引き取った。「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」幼馴染みのお転婆娘フランキーと共に謎の言葉の意味を追うボビイ。若い男女のユーモアあふれる縦横無尽の大活躍!(amazonより)

    謎が謎を呼び、ミスリードが連発。
    でもあやしい人は最初からあやしいんだよね...

    クリスティお得意の、若くて元気な女の子が大活躍する作品。
    女の子、と言うか伯爵令嬢だから女性ですね。
    その肩書も存分に利用して、令嬢らしからぬこともしでかします。

    危険な目にもあったりするけれど...
    最後は大団円!

    ダイイングメッセージの謎も最後にとけます。
    本当に、意外なところで...

    最近、比較的新しいものばかり読んでいたので、
    古臭く感じたりするかな?と思っていたのですが...

    やっぱりクリスティはおもしろかったです。
    ミステリアスなダイイングメッセージ、
    謎の男、謎の女、伯爵令嬢、垣間見えるユーモア...
    名作家として生き残るには、理由があるんですね。

    これからまたクリスティ作品愛読します♡
    まだまだあるから楽しみ♡

  • 久しぶりに完読した本。なぜか長い間読めなかった。さて、内容は、カップル探偵の冒険もの。ポアロ、マープルシリーズ以外ではカップルものが多いのか。途中はどうなっているのか分からなくなり、主人公の迷走に騙されてしまった。ちょっとしたきっかけから解決に導かれる。最終場面ではかなり軽いハッピーエンドで楽しく終了。

  • 読みやすいのは変わらずで、訳者さんありがとうございますです。
    今回は、序盤からゴルフだパーティだなんだかだ、世界の狭い自分からすると、アガサ・クリスティは色々取り入れて、しかも丁寧な描写がすごいなあと毎度思います。

    牧師の父と息子の仕事に関する序盤のやりとりは、正直なにを匂わせているのか、なんの話なのか、どういう意向を含めているのか、よくわかりませんでした。
    とりあえず、頭の固い旧世代と若者は相容れない…的な? と表明をさらっとなでる程度の理解。自分の読解力の無さが悲しい……


    11.14
    やっと読了…
    いや、すごいタイトルに感動しました。
    最近やたらストレートというか、本文そのままな文字数多いあらすじみたいなタイトルをよく目にしていたのですが…いやはや、このタイトルはすごい。これにいちばん惚れ惚れしました。

    ストーリーも二転三転、面白かった!
    アガサ・クリスティですごいと思うのは、今となっては溢れるように推理小説がある世の中で、なのに古臭くなく稚拙でもなく、現代でもトップクラスによく出来ているということ!(というほど読んでませんが)

    パターンはお決まりと言うかお約束であるのに、それでも飽きないからすごい。

    しかしまあ、取ってつけたようなロマンスはいらないかな…

    あとはまあ、物語のなかでもありましたが、

    「これが小説なら、絶対絶命のピンチも切り抜ける」

    うん…小説ならね
    小説なら…うん

    ちょっとばかし強引かなと思える展開もありましたが。
    あとはキャラの好き好き、好み…今回は結構好きな感じでした。

    とても面白かったですが、ラストはちょっと、そして誰も…みたいで、追い詰めるシーンが見たかったなあと思いました。

    全体的に満足ですが、最後のトドメは、やはりタイトルの面白さ! でした。

  • 牧師の息子と、幼なじみの貴族のおてんばお嬢さまが
    謎に挑む冒険活劇ミステリー…ってぶっちゃけトミー
    &タペンスの初期と同じような作り。
    でもトミー&タペンスよりもどたばた度が高いかな。

    とは言えいきなり謎の台詞「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」が出たりで謎ときとしても
    十分引っ張っていってくれる。
    名作と言ってよかろう。

  • 2018/08/12読了

  • 【Why don’t you read this book ?】
    「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」

    崖下に瀕死の男を見つけたボビィ。
    男は息絶え身元が判明するも、疑問と疑惑は募るばかりで、ボビィにも命の危険が、、、。

    息絶えた男は誰なのか?
    事故か殺人か?
    エヴァンズとは、何者なのか?

    ボビィとフランキーの、推理冒険サスペンスロマンス。
    失礼ながら、思ったより面白かった。

  • クリスティ長編#15(ノン・シリーズ)

  • 初読。
    赤背

    未読だったノンシリーズ。
    この感じ、なんか知ってる…と思ってたら
    あーこれラノベだ!wこのお転婆な貴族のお姫様と牧師館ののんびり息子の軽妙なやりとり…(笑)
    なんだかんだでぐいぐい読ませちゃう。
    お嬢様フランキーはもう、ダウントンのローズで再現されたよね
    「社交」な会話で情報を得ていく過程とか
    楽しいんだよねぇ…

    誰が犯人か考えずにふわーっと読んでると
    結構上手い事騙されてしまう、それがクリスティの巧さなんだろうな
    「なぜエヴァンスに頼まなかったのか?」
    上手いわぁ、このタイトル。
    結局これはまぁ、解説されればフーン、なるほど…?
    程度なんだけど、そのエヴァンスさんが牧師館にいるったら、ねぇ。
    変装とかも、ふぁー??って感じなんだけど。
    うん、まぁいいか、ラノベという事で

  • 読者の心理の裏をつくところは、さすがアガサ・クリスティ。

  • 「この題名、実はメイントリックと関係ないんじゃないのか?」と思わせておいて、最後の最後でとどめの一撃に使うとか見事すぎる。

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