なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 78)
- 早川書房 (2004年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151300783
感想・レビュー・書評
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牧師の息子と、幼なじみの貴族のおてんばお嬢さまが
謎に挑む冒険活劇ミステリー…ってぶっちゃけトミー
&タペンスの初期と同じような作り。
でもトミー&タペンスよりもどたばた度が高いかな。
とは言えいきなり謎の台詞「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」が出たりで謎ときとしても
十分引っ張っていってくれる。
名作と言ってよかろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018/08/12読了
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【Why don’t you read this book ?】
「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」
崖下に瀕死の男を見つけたボビィ。
男は息絶え身元が判明するも、疑問と疑惑は募るばかりで、ボビィにも命の危険が、、、。
息絶えた男は誰なのか?
事故か殺人か?
エヴァンズとは、何者なのか?
ボビィとフランキーの、推理冒険サスペンスロマンス。
失礼ながら、思ったより面白かった。 -
初読。
赤背
未読だったノンシリーズ。
この感じ、なんか知ってる…と思ってたら
あーこれラノベだ!wこのお転婆な貴族のお姫様と牧師館ののんびり息子の軽妙なやりとり…(笑)
なんだかんだでぐいぐい読ませちゃう。
お嬢様フランキーはもう、ダウントンのローズで再現されたよね
「社交」な会話で情報を得ていく過程とか
楽しいんだよねぇ…
誰が犯人か考えずにふわーっと読んでると
結構上手い事騙されてしまう、それがクリスティの巧さなんだろうな
「なぜエヴァンスに頼まなかったのか?」
上手いわぁ、このタイトル。
結局これはまぁ、解説されればフーン、なるほど…?
程度なんだけど、そのエヴァンスさんが牧師館にいるったら、ねぇ。
変装とかも、ふぁー??って感じなんだけど。
うん、まぁいいか、ラノベという事で -
読者の心理の裏をつくところは、さすがアガサ・クリスティ。
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クリスティにポワロやマープル以外にこんなものがあったとは。こんなユーモアあるやりとり。長く読みたいと思って比較的厚い本を買ったのに、ついつい読んじゃって1日で読破。また読み返して。
クリスティのコレクションはこの本からトミー&タペンス、ポワロ、マープル、クィイン、ノンシリーズと連なっていくことになった、大好きな1冊。 -
何十年ぶりかに アガサ・クリスティ作品を読みました。
名前が覚えられない。 -
トミー&タペンスを読んでいるような感じ。
ミステリーというよりアドベンチャーという印象。
タイトルが上手いなーと思う。 -
ポワロやマープル、おしどり夫婦ではない。
後出し感があるけど、ミステリーに絡んだ恋愛要素がクリスティの持ち味を出してると思う。
クリスティ作品の中では個人的にはいまひとつ。