ねじれた家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 455
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300875

感想・レビュー・書評

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  • 映画が公開されたので、観に行く前に読んでみた。
    昔に読んだ事があったようでなんとなく結末が分かってしまったけれど、登場人物の性格描写が面白いと思う。
    今の価値観では疑問に思う事も多々ありながら、よく人間を観察しているなぁ、と感じる。
    これは映像で見るのが楽しみ。

  • ねじれた家族が暮らす、ねじれた家で起きた殺人。
    事件の真相はちょっと反則じゃない?!と思ったのだけど、家族の内幕が面白くて面白くて!
    描き出される人間関係は、全て醜いものばかりではないところも、私がクリスティー作品で好きなところ。
    映画も見たいなー!
    (解説で、長男と次男の妻が逆になっているので、再版することがあれば是非訂正を…!)

  • クリスティ長編#39(ノン・シリーズ)

  • そういうことか…。
    結末が気になりながら、私はソフィアまで疑ってしまった。まさか、ね、と思いながら。
    名探偵が出てくるわけでなく、人の心の不思議さが犯罪を引き起こした、いや、犯罪を引き起こす者の本性を見抜いていたレオニダス氏が殺された、ということか。

  •  ねじれた家に住む大富豪が急死した。彼は糖尿病で日常的にインシュリンを投与されていたが、いつもインシュリンの入っているはずの薬瓶にエゼリンが発見され、殺人と断定される。
     本作のポイントは、犯人はなぜ、機会も時間もあったのにエゼリンを放置しておいたのか、この一点だ。エゼリンを混入した瓶を捨てておきさえすれば、完全犯罪を完遂し得た可能性が高かったのだから。この問いに答えること、それがすなわち犯人を特定することにつながるのだが、合理的な答えは出ない。答えを得るためには、この問いを少しだけ変形させることが必要なのだが、アタマの固い人間にとってはこれが難問であり、最後にクリスティが差し出すあまりに合理的な答えに、なぜそのことに気づかなかったのか!と呆然とする。

  • 本書は、名家の娘との婚約。
    家のことを話さずに婚約しようとしう話は、個人主義の時代の賜物だろうか。

    富豪の性格を引き継いだのは、ジョセフィンだと思った。
    てきぱきしていて、情報の裏を取る。
    経営者には必須の能力のように思えた。

    正確な情報、行動力、どれをとってもすばらしい。

    跡継ぎの可能性については、まったく想像外。
    犯人もまったく想像外。

    後妻の役割が、いま一歩、薄い気がしたのはなぜだろう。
    それに大して、アリスタイドの義姉の役割の大きさに驚いた。

    ps.
    探偵物、捜索物を読んでいると、似た設定、似た展開のものが多いことに気がつく。
    SFでも同様のことがあるが、SFの場合には名前、時代を容易に変更できるので、自分では気がつかないことも多い。

    アガサクリスティは、全部Reviewを記録して、比較してみることにしようと思った。

  • 先に犯人が解ってしまったのが……。
    でも昼ドラのようで楽しく読めました。

  • 解説(末國善巳)P380~381にかけて、明らかな間違い有り。
    ロジャーの妻クレメンシイは舞台女優。フィリップの妻マグダが科学者となっている。逆である。
    私が読んだのは、第2刷なので、間違いをそのままに重版している。

  • 衝撃的な形で犯人が分かるのだけれど、その文章を読んだ時には、しばらく本を読む手が止まってしまった。意味を反芻するのに時間がかかった。かなり好きな作品。

  • 「一番怪しくない人物が犯人」というセオリーどおりの展開なんですが…現代の犯罪事情を先取りしているとみるべきか、話を面白くするこじつけとみるべきか…。

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