白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫 エルキュール・ポアロ)

  • 早川書房 (2025年6月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784151310201

作品紹介・あらすじ

白昼堂々、事件は起きた。人気のリゾート地スマグラーズ島で、元女優のアリーナが何者かに殺されたのだ。傍若無人な彼女は羨望と反感を一身に集めていた。宿泊客のなかに犯人がいることは間違いない。しかし、全員に完璧なアリバイが。混迷極まるなか、宿泊客の中から名探偵ポアロが歩み出た

みんなの感想まとめ

リゾート地で起きた元女優の殺人事件を舞台に、名探偵ポアロが登場する本作は、古典的なミステリーの魅力が詰まっています。宿泊客たちにはそれぞれ完璧なアリバイがあり、疑わしい容疑者が次々と現れる中、ポアロは...

感想・レビュー・書評

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  • なんと、初アガサ・クリスティーです。
    リゾート地の海岸で白昼堂々、元女優の夫人が絞殺された。同じホテルに滞在していた探偵ポアロも捜査にあたるが・・・

    いかにも疑わしい容疑者が複数ありつつも、いずれもアリバイがあって犯人を特定しきれない。そんな中、探偵だけは見落としがちな小さな事実を積み重ねて犯人に辿り着く。古典ミステリーの基本に忠実な作品でした。
    後出しジャンケン的な種明かしに強引さは感じますが、その大らかさも古典の味かと。

  • むか〜しハマってほとんど全巻揃えた、アガサ・クリスティ(ハヤカワ文庫)
    しばらくぶりに読みたくなって手に取りました……内容ま〜ったく忘れてたので、ワクワク読むことができて、お得だった!

    海辺のリゾートホテルでの殺人、バラエティに富む宿泊客(=被疑者)、ポアロの素晴らしい灰色の脳細胞……これぞアガサ・クリスティ!! 
    やっぱりいいなぁ
    続けてまた名作読みたい気分満々です

  • 昨年出たばかりの新訳バージョン!
    図書館で借りたけど綺麗で嬉しい(笑)

    ※以下ネタバレ注意です
    犯人はまたも意外な人々だった。
    服装、笠、ハサミ…推理できなかったのが悔しいー。
    でもリンダの時計をずらしたのは予想できた!
    だけどちょっと現実的じゃないというか、誰かに見られる可能性もなきにしもあらずだから、なかなかリスキーな犯行だったな。
    ピクニックの際、犯人はもう少し演技を徹底してたらポアロに見破られなかったかもなのにね。

    意外性★5、トリックの現実性★4

    アリーナは女の敵だけど、結局は殺害されたから可哀想な女性なんだなぁ。

  • ん〜〜!いいね、特に最後がいい
    シロかクロか、悪人か愚人か、くるくると変わる展開がとても面白かった

  • ポアロシリーズの一冊で「クリスティ中期の傑作」と言われる作品の49年ぶりの完全新訳。旧訳で読んだことがあったが、久々に再読してもやっぱり面白い。もつれた糸のようだった謎が解けていく場面はやはり醍醐味。

  • 夏休みに読むのにちょうど良い1冊。海辺で読みたくなる。トリックはもちろん、ラストにマーシャル大尉とダーンリーの会話も素敵で爽やかな気持ちになった。

  • こ、これはわからん!と俺フィーのイラン戦の末次のようになった。方向性はそんなに間違ってなかったと思うのだが。
    ポワロってデブチビ中年みたいなイメージなんだが浜辺の姿が想像できん。

    以下、個人的な推理。
    まず男の手による絞殺という前提があるので、逆に犯人は女で確定。そうなると明らかに怪しいのは浜辺に残ったレッドファーン夫で、犯人が女である=動機のある妻であることに気づいたから死因を偽造したのでは? と推定。この時代、扼殺痕がどれくらい偽造できるのかはわからんけど、たとえば死にたてホヤホヤなら偽造とかできんかな……? みたいなノリでの妄想推理。
    ただレッドファーン夫は実際に犯罪現場を見たわけではないので、むしろ犯人は妻以外だろう。

    マーシャルとロザムンドの証言は明らかに嘘だが、お互い無垢に庇いあっているのは明らかなのでシロ。このふたりの関係はレッドファーン夫婦のコピーになるはず(と思ったが、よくよく考えるとレッドファーン側は妻は夫のフォローしてないのでコピーにはならんのだよな。あとから考えると)。

    そうすると素直に考えれば犯人は娘で、なんかこう……いいかんじに雑に殺したんだけどレッドファーン夫が勝手に勘違いして偽造してくれたぜ! みたいなことを途中まで想像。
    ただ過去の事件の話が入ってきてわからなくなる。こうなると年齢的に明らかに犯人は娘ではない。うーむ。わからねぇ! で読み進めて終わり。

  • トリック犯人も全く予想できず、もしかしたらこれかな?もはずれてた
    登場人物がすっと入ってきて読みやすい。悪い女に周囲の人がやんや言う笑 好きなストーリー展開!

  • 人物描写や散りばめられたエッセンスを回収していく鮮やかさなどはクリスティ作品の醍醐味であり、とても楽しかった。犯人の意外性という意味では、もう少しで読み解けたかも…感はあったが、やはり裏切られてしまった。
    ゾクっとする感じよりも、緻密に組み立てられている小説だったと思う

  • 旧訳[ https://booklog.jp/item/1/4151300201 ]で読んでいたものの再読。いや再々読かもしれない。犯人をなんとなく覚えてしまっていた。

  • 読みやすーい!
    読書がちょっとマンネリ気味でもクリスティーはさくさく読めるし楽しい。でも今回は読書脳があまり働かず、登場人物の名前と特徴があまり一致しない状態で読み進めてしまって、クリスティーを読んでるときの楽しさはいくらか少なかった。もったいないことをした。
    物語の展開も王道のポアロシリーズという感じで、さまざまな証拠や状況が散りばめられて一気に収斂されていく。
    他の扼殺事件の話が出てきたときは、絶対関係あるんだよわかってる!!と思いながらも関連性は思いつかず…これわかる人いる…??

    アリーナは男をたぶらかす悪魔のような女性だと思われていたが、最後に実はその逆で、アリーナが男に依存してしまう可哀想な女性だ、という表裏一体の性質を明らかにするのは、女性の視点ならではだな、と思う。

  • 旧訳を読みましたが、新訳だったので読んでみました。
    静かなリゾート地で元女優が殺害されて、偶然そこに滞在していたポアロは、警察の捜査に協力することになります。
    典型的なクリスティー作品といった雰囲気で、様々な人間の思惑が交錯していて、およその展開を覚えていても面白かったです。
    1つだけ気になったのは、登場人物のミスターやミセス表記です。原書に忠実な翻訳なのでしょうが、〜氏、〜婦人といった表記の方が、個人的には読みやすいと思いました。

  • 2025/06/11読了

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