そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
4.11
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本棚登録 : 6382
レビュー : 623
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151310805

作品紹介・あらすじ

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く…そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく!強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。新訳決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    言わずと知れた、アガサクリスティーの代表作の1つ。
    ・・・にも関わらず、タイトルは聞いたことがありますが、一度も読んだことがない作品でした。
    (というより、洋書の小説自体あまり読んだことがない・・・)

    ただ、読み始めるとすぐにグイグイ作品に引き込まれていって、気が付けば読み終えていました。
    作品のエピローグにてネタバレが書かれているのですが、正直それを読まなくっちゃ、なぜこのように物語が進行していったのかさえ分からない始末・・・笑
    1冊全部を読み終えて、ようやく腹落ちというか納得できた1冊でした。

    なにより1番スゴイのは、この本が1937年に出版されたという事ですね。
    イイ意味で、時代を感じない不朽の名作だと思います。


    【あらすじ】
    その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。
    だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く…
    そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく・・・
    強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。


    【メモ】
    p358
    副警視総監はテーブルを拳でドンとたたいた。
    「こんなことがあっていいものか。ありえないことだぞ。岩だけの何もない島で、10人の人間が殺害されていた。そして我々には、誰が、なぜ、どのように殺したのかも分からない」
    メイン警部は咳払いをして、言った。
    「実は、そうとばかりも言えません、副総監。正義にやたらこだわる異常者がいた。そいつは法律の埒外にいる犯罪者を裁こうとしたのですよ。」


    p364
    「島にはほかに人間がいたはずなのです。すべてが終わったあとに後始末をした人間が。しかし、そいつはそれまでの間、一体どこにいたのでしょうか?そして、どこに消えたのでしょうか?」
    ため息をついた副総監は首を振ってから身体を乗り出した。
    「だが、そうなると、いったいぜんたい、誰が10人を殺した犯人なのだ」


    p365?
    ・トロール漁船〈エマ・ジェイン号〉の船長より、ロンドン警視庁に送付された証拠文書

  • ちょっと読む順番間違えたなー(*_*) 十角館より先にこちらを読むべきでした。

    十角館を先に読んでしまったからなのか、全然面白いと感じないんですよ(滝汗)
    読了後、とても申し訳ない気持ちになりました。本作のほうがずっと先輩だというのに(×_×)

    しっかり読んだはずなのですが、登場人物の名前や職業、台詞やら死因やら、ほぼ覚えていないんです。ほとんど印象に残らなかったんですㅠㅠ‬
    かろうじて犯人は覚えていますが、動機は記憶にありません。
    なんでだろ(?_?)
    十角館の前に読んでいたら、「きゃ~すごい!!」とか思えていたのかなあ。それとも、これといって今と変わらないような感想を持ったかな? もしかして海外小説とは相性が良くないとか??

    この作品があってこその十角館なのに、その本家を蔑ろにしているようで、私自身しっくりしない······(´-`)
    時を戻して十角館を読む前に本作を読んでみたいけれど、それは無理な話だし、どうしたらいいの···
    再読しかない。
    10年後くらいに改めて読めば、なにか変わっているはず。たぶん。
    よし、それに賭けよう。再読しかないんだ。

    ということで、「あまり楽しめなかった(T_T)」というのが今回の正直な感想になってしまいました。

    未熟者な私を許して(涙)

    こんなザマじゃ、“ミステリ好き”は名乗れないよなぁ~‪。
    修行が必要ですね(^^;

  • 最近ミステリーが好きなので、いろんな作家さんのエッセイにも出てくるミステリーの名作を。まずもって80年以上前に書かれたとは思えない引き込まれ具合で、どんどん読み進められた。不朽の名作と言われる所以を身をもって体感した。読み終えてトリックを知ってから読み返し中。
    風景が目に浮かぶようだし、最初覚え辛いかなと思った登場人物たちも個性豊かで読み進めていくうちにスッと入ってきた。
    アガサ・クリスティーを知らずしてミステリ好きは名乗れないから、他の作品も少しずつ読んでいこう。

  • 超有名なタイトルと作者なので、度々ブックガイドなどで見かける機会が多くて、なんとなく読んだ気になってました。が、今回読んでみてもっと早く読んどけばよかったなと後悔するほど面白く一気読みでした。
    古い童話の歌詞通りに1人ひとり殺されていきます。過去に犯した罪を皆の前で暴かれ自分を正当化しようとする自分自身との葛藤、逆に達観してる者、罪だと思っていないもの、次に殺されるのは自分かもしれないという恐怖、あの人が犯人かもしれないと疑心暗鬼。そして驚きの結末。夢中で読みました。

    解説に赤川次郎さんが、無理な恋愛や展開が使われていない、人が次々に死んで行くのに、少しも残酷さや陰惨な印象を与えない、この作品の後味のいや味のなさを、残酷描写や暴力描写を過激にすることが「読者サービス」であると思い込んでいる、一部の作家に学んでほしいと書かれています。そうですね、何だかわかります。私も途中で気持ちが悪くなって読むのをやめてしまったことがありました。その作家さんのミステリはそれ以後手を出す勇気がありません。相性が悪かったと思うことにしてます。でも、ほとんどのミステリ作家さんもミステリが面白いと思われた出発点には、クリスティー作品があったんじゃないかなと思います。
    ミステリはもともと「知的で粋な」娯楽であったはずと赤川さんは書いておられます。うん、そうだろうなとこの作品を読んで納得しました。

  • 舞台を日本に変えてドラマ化されたのを見て、久しぶりに読んでみたくなった物語である。
    すでに展開も結末も知っていたのだが、それでもやはり面白いと感じた。
    初めて読んだときにはまったく内容を知らなかったので、結末には「えっ?そんなことって・・・」とかなり衝撃を受けたことを覚えている。
    閉ざされた孤島を舞台にしたクローズ・ド・サークルもの。
    マザー・グースの童謡「10人のインディアン」をモチーフとした点。
    そして意外過ぎる犯人とその動機。
    どれも新鮮で夢中になって読んだものだ。
    おかげでその後、すっかりアガサ・クリスティーばかり読んだ時期があったほどだ。
    時が経ち、内容をすべて覚えていたにもかかわらず面白いと感じることの出来る物語。
    細かな矛盾や突っ込みどころはあるけれど、やはり名作と呼んでいい物語だと思う。

  • アガサクリスティの代表作。世界で1億部以上を売り上げる。タイトル通り、人が一人ずついなくなる。推理モノなので、それ以上は、読んで!!

  • 最初はひとりひとりの紹介も兼ねて、順番に出来事が語られていくのだが、そこで外国の名前を覚えるのが苦手な私は、誰が誰だか分からなくなってしまった。登場人物のところを見ながら、なんとか読み進めたが、途中で飽きそうになり読むのをやめようかと思ってしまった…。が!!我慢して読み進めていると、先が気になってきて止めようにもやめれない。結局眠い目を擦りながら最後まで一気に読んでしまった。兵隊の童謡になぞらえてひとりずつ殺されていくのは恐怖と緊張感があった。

  • ちょっと期待しすぎた、、、
    十角館の殺人この本に影響受けすぎやろ笑

    あとオチの衝撃度も個人的にそこまで大きくなかったかな。

  • ミステリの中ではかなり面白い部類に入ると思うがら少しだけあらが目立った気がする。。。

  • 初アガサ・クリスティ☆ミステリ好きには有名な作品を今やっと読むことが出来ました(∩´∀`∩)♡なんでもっと早く読まなかったのだろう

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