失われし書庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2004年12月22日発売)
3.41
  • (7)
  • (38)
  • (62)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 296
感想 : 39
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784151704086

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ3作目
    今度はクリフがRバートンの稀覯本を
    手に入れたことから始まる
    オークションで手にしたその本は
    実は盗まれたものだという老婆が
    訪ねてくる
    その老婆は自分のお爺さんがバートンからもらった本を相続するはずだったとも言う
    すべてを騙し取られたと‥
    しかし、訪ねてきてすぐに
    急死してしまう

    そして、またまた
    殺人事件、暴行事件、ちょっとだけ恋愛
    過去のバートンと老婆の祖父との旅を
    なぞり、真実を突き詰めていく
    古本に取り憑かれた人々の
    なんとも痛ましい物語

    また一気読み
    もう2冊シリーズは続きます
    読み切れるだろうか?

  • R・バートンの稀覯本を入手して一躍時の人となった古本屋クリフを、それは私の書庫から盗まれた本だと主張する老婦人が訪れた。彼女の祖父はバートンと交流があり、献本で埋め尽くされた一大書庫を持っていたが、祖父の死と同時に騙し盗られたという。彼女の頼みで失われた蔵書の探索を始めた矢先、クリフの周囲で強盗殺人が。だが元刑事のクリフの勘はこれは計画的犯行だと告げていた…本好き垂涎の古書蘊蓄ミステリ。

  • 古書店主のクリフォード・ジェーンウェイは元刑事だ。本好きが高じて古書店主となった。リチャード・バートンの「メッカ巡礼」の初版本をオークションで買った。その本には献辞が書いてあった。「チャールズ・ウォレンに大いなる同伴者にして最良の友、…」と。そして彼の店に、その本は祖父の本だという老婆が訪ねてきた。祖父の名前は、チャールズ・ウォレンだという。そして祖父の本はだまし取られた、それを捜してほしいと。古書店主クリフ・シリーズの第三巻目だ。とても面白かった。

  • (借.新宿区立図書館)
    探検家リチャード・バートンを巡る「失われた歴史」が書かれた書を巡るミステリー。アメリカらしいといえばアメリカらしいハードボイルド的内容。

  • 2023/12/3読了(再読)
    〈ジェーンウェイ〉シリーズは、今回は趣向を変えて歴史ミステリなのだが、まずもって、リチャード・バートンを知らない(文学愛好者の世界では常識なのかも知れないが)。知らなくっても、作中できちんと説明してくれるし、ストーリーは相変わらずスリリングで楽しめたのだが、やはり、人物・歴史の背景を抑えて読んだ方がもっと楽しめたのだろうな、と惜しい気持ちにはなった。

  • R・バートンの稀覯本を入手して一躍時の人となった古本屋クリフを、それは私の書庫から盗まれた本だと主張する老婦人が訪れた。彼女の祖父はバートンと交流があり、献本で埋め尽くされた一大書庫を持っていたが、祖父の死と同時に騙し盗られたという。彼女の頼みで失われた蔵書の探索を始めた矢先、クリフの周囲で強盗殺人が。だが元刑事のクリフの勘はこれは計画的犯行だと告げていた……本好き垂涎の古書蘊蓄ミステリ。
    原題:The bookman's promise
    (2004年)

  • 前に読んだ「幻の特装本」より好みです。
    実在の人物の空白期間を上手に使ってミステリー仕立てだし
    登場する女性達が 皆個性があって素敵。

  • 再読。
    無駄な人死にが多すぎて切ない。その人殺す必要あったか!?っていう。
    歴史ミステリ的な部分が良かったです。

  • 帯表
    八十年前に失われた稀覯本の山と幻の作家の真実・・・
    元刑事の古書店主クリフに再び人生の転機が訪れる!
    『死の蔵書』『幻の特装本』に続く古書店探偵クリフ・ジェーンウェイ・シリーズ最新作

  • ミステリ好きなのですが、こういう埋れた謎を追う物語も面白いな!と思った一冊(*´﹃`*)いや、これもミステリか?(o゚ω゚)作者とその本の謎が次第に紐解かれて行く感じにワクワクし、その中で生まれた友情に感動(๑′ᴗ‵๑)海外作品はあまり読まないのですが、これはワクワクしたなぁ★最後は少しフワッと終わった感じ?

  • 借りたけど読めなかったやつかな?
    メモだけある。

  • 「古書薀蓄ミステリー」とは帯の言葉。南北戦争を巡る大河ドラマ的展開に引き込まれる。シャーロック・ホームズシリーズ中の「聖徒たちの国」とか一連の新大陸ものの雰囲気を感じた。

  • 話の展開が良く出来ているが、謎解きの楽しさは少ない。登場人物達の会話が気が効いているが、読み難くもある。

  • シリーズでこれだけ趣向変えれるのはすごいな~
    過去の話んとことかすごい好き。

  • クリフ・ジェーンウェイ・シリーズ第3作。今回は古書の世界からちょっと離れて、南北戦争前夜の歴史ミステリーっぽい部分が多く、そこが面白い。色々仕掛けの多いストーリーで楽しめるが、ラストはちょっと弱いか。

  • 元刑事で、今はデンヴァーで古書店を営むクリフ・ジェーンウェイを主人公とする古書ミステリシリーズ三作目。二作目の活躍で、思わぬ大金を手にしたクリフは、リチャード・バートンの稀覯本を競り落とす。ところが、それを聞きつけた老嬢がクリフの店を訪れ、その本は祖父が奪い取られた蔵書の一冊だと話す。

    日本では『千夜一夜物語』の訳者として知られるバートンは、語学の達人で世界中を股にかけた探険家でもある。そのバートンが、ボルティモアを訪問した際、老嬢の祖父チャーリーと意気投合し、南北戦争前夜のアメリカ南部を一緒に旅することになった。友情の記念に献本してくれた著書にはバートン自身のサインが記されている。

    バートンの本をめぐる殺人が起こり、クリフは老嬢の意思を尊重し、失われてしまった蔵書の謎を解くことを心に誓う。謎解きが主体のミステリなので、あまり詳しく内容に触れるとネタばれしてしまう危険があるので、中身の紹介はこれくらいにしておく。

    「歴史ミステリ」というジャンルがあるらしいが、古書探索の薀蓄が楽しい、このシリーズ。作者はマンネリ化を警戒し、一作ごとに新味を出そうと工夫しているようだ。今回は、バートンの伝記の中にある空白部分を「謎」として、提出することで、現代に起きた殺人事件を描くミステリの中に「歴史ミステリ」をはさんだサンドウィッチ状のミステリを書いた。

    味としては、外側のパンは馴染み深い味だが、肝心の中に挿んだ具の味にあまりなじみがなく、個人的な感想を述べることを許してもらうなら、少々違和感が残った。決して不味いわけではないのだが、パンと具のマッチングが上首尾で最高のサンドウィッチになっているとは言いがたいのだ。

    一人称の語りと、気の利いた会話が特徴のハードボイルド探偵小説と、古書にまつわる謎解きをからめた独特の味わいは今回も健在で、その部分は十分に楽しめる。登場人物が善人と悪人の二種類に色分けされすぎるきらいはあるが、それすらも「意外な犯人」というミステリの常道を生かす叙述にプラスに作用しているといってもよい。

    タフガイぶりは相変わらずだが、暴力に対する忌避感が薄いところが少々気になる。一度暴力を振るうと高揚感がとまらないところがある。もっともそれが災いして刑事をやめ、古本屋をやることになったという設定だから、無理もないのかもしれない。それと、昔なじみの顔役を使って相手に脅しをかけるのも、あまりほめられたやり方だとは思えない。これは個人的な好みの問題だから小説の出来とは関係ないが。

    アメリカ人にとって、南北戦争というのはどんな時代になっても忘れられない歴史なのだろう。その歴史的な事実とリチャード・バートンという人物をからませるという発想はすぐれていると思う。日本なら辻原登が採りあげそうな話題だ。残念ながら、南北戦争に興味を持つ日本人は、そうは多くないだろう。ただ、リチャード・バートンについては興味を持った。バートンとスピークを主人公にした『愛と野望のナイル』は、かつて見たことがある。DVD化されていれば、もう一度見てみたいものだ。

  • ハードボイルド古書探偵第三弾。
    100ページくらい読んで、気に入ったキャラクターに死亡フラグがたったので読む気力がなくなった…。

  • 最初の本が面白かったので続きを借りてみようと思い借りてみました。そしたら第2作ではなく第三作だった…。まあ続いているわけではないので良いんですけどね。

    面白かったんですがチャーリーとバートンの南部旅行はちょっと長く感じました。南北戦争の辺りの歴史や背景をあまり知らないので知っている人たちなら面白いんだろうな、と思いながら読みました。
    それよりもラストがちょっと…弱いかな~ なんだか強引に最後終わった感じがしました。でもそのうち2作目は読もうと思います。

  • 間違って、2度買ってしまった。
    めったに再読はしませんが、面白かったので読んでしまいました。

    シリーズ物ですが、全て趣が異なるので、次作『災いの古書』も楽しみです。

    主人公と女友達(最後の彼女)とのやり取りが、どうにもしっくり来なくて…ガマンしましたケド

  • 前作「死の蔵書」を期待すると、失望します。

全30件中 1 - 20件を表示

ジョン・ダニングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×